INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

Photographer Takaji Ochi Official Site INTOTHEBLUE水中写真家 越智隆治

Official SNS
Facebook
Twitter
Instagrum

Blog

Photographers Diary

レンベからメナドに移動

2007.10.15 / Author.

_MG_5420.jpg
レンベでの超マニアックな生物たちの撮影を終了して、今はノーススラウェシ島の西側にある、メナドエリアに滞在して撮影を行っている。滞在しているのは、今年10月に新たにオープンしたココティノスというリゾート。

実はまだ完成していなくて、工事中の場所を避けての撮影。ダイビングサービスは、キマバジョというリゾートに入っているオッデッシーダイバーズが担当する。キマバジョとココティノスは、潮が引けば、ビーチを歩いて3~4分でこれる距離にある。
キマバジョは、高級感のあるリゾートだけど、ココティノスは、ダイバーオンリーの完全なダイビングリゾート。キマ村の中心にあって、毎朝モスクから巨大スピーカーを使って町中に響き渡るような音量でコーランが流れる。
ちょうど良い目覚ましがわり?まあ、自分はその前に目が覚めてしまってるし、気にはならないけど。
_MG_5608.jpg
海のほうは、超マニアックな世界から、脱出して、透明度の高いサンゴの美しい海でリラックスダイビング。それでも、他の海に比べればメナドもかなりレアな生物を見ることができる。
_MG_2724.jpg
結局こちらでは夜はのんびりしようと思ったのに、またニシキテグリの交尾狙いとかで、1日4本潜ってる。1匹にターゲットを絞って撮影していたのだけど、その日、50分間観察している間だけで、そいつは4回も違う個体と交尾を行っていた。かなり精力的な活動のせいなのか、このキマバジョとココティノスから近い、ニシキテグリのポイントでは、サンゴの中にニシキテグリたちがうじゃうじゃとうごめいているのが見れて、笑ってしまう。
多いときには、照らしてる範囲だけで、10匹以上の固体を確認することができた。
夜は、リゾート関係者や、他のダイビングサービスの人たちとの会食したりして、眠くてしょうがない。部屋に戻るとあっという間に眠りにつく毎日。

RecentEntry

  • カテゴリーなし