昨日、ペリリューでの水中取材初日、1本目はブルーコーナーで、すでにピークを過ぎてしまったツノダシの群れ狙い。ピークのときには、約1000匹が集まり、その群れに捕食者のサメが50匹くらいついて回るシーンが見られることもあるそうです。
昨日はせいぜい101匹くらい。捕食者のサメもついていませんでした。
そして、2本目はペリリューに戻り、オレンジビーチへ。まったり潜って、パラオでは比較的珍しいハナヒゲウツボの幼魚狙い。そして、そのハナヒゲを撮ろうとしてマクロを構えた瞬間に、カメラを持ってアシストに着いてくれていガイドの森君の「いやっほ~~~!」という叫び声が聞こえた。その瞬間に「あ、何か出ちゃったな」ととっさに周囲を見渡すと、興奮気味にダッシュをかます森君の指さす方向に、2本のバショウカジキが!
こんなリーフに近い浅い場所にまで出るんだってくらいの位置を悠然と泳ぐバショウカジキ。そしてそのバショウカジキを僕のカメラを持ったまま、指さして追いかける森君。そして、バショウカジキを追いかける森君を、「いつワイドのカメラ渡してくれるかな~」と思いながら付いて行く僕。
結局、僕が彼に追いついて肩たたくまで、気づかづに(?)バショウカジキを追い続けてたので、写真は撮れませんでした(笑)。がっくし。
でも、ゲストの方が近くにいて、ばっちり撮影していたので、その写真をお借りしてアップさせてもらいます。南里さん、どうもありがとうございました。
ちなみに、僕はペリリューロケに、今まで5回来ていますが、カジキ遭遇率は100%。しかも3年連続で初日に見てます。去年は5本を初日に目撃。結構な遭遇率ですね。でも、カメラマンとして問題なのは、見てるだけで、まともに撮影したことが無いこと。
まあ、きっといつかそのうちにね(笑)。