INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

ペリリュー、大物ラッシュ!

2010.03.01 / Author.

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今日、早朝にペリリューカットに集まっていた、バラフエダイたちが、ペリリューコーナーの先端に移動して、大産卵を行なった。海中はまだ薄暗く、撮影は困難を極める。流れもあって、リーフエッジから大産卵に向かってアプローチするには厳しい流れだった。

しかし、産卵中のバラフエダイに向かってアタックをしかける、ブルシャークとカマストガリザメの補食シーンや、バラフエダイの群れを取り囲むように泳ぎ続けるロウニンアジの巨大な群れに酔いしれながらのダイビング。
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薄暗い海中で繰り広げられる、激しくも、壮絶な、生命の誕生と生存競争。命をかけて「子孫を残す」ことが、一生の中で、当たり前のようにプログラミングされている事に、何の疑問も抱かずに、彼らは生きているに違いない。
壮絶なドラマを堪能した後、エキジットと同時にボートの近くにオキゴンドウが姿を見せる。3頭だけだったが、素潜りで撮影を試みる。着かず、離れず、彼らは僕とガイドの遠藤さん、加藤君の3人が入水したその真下を、こちらの様子を伺いながら泳ぎ続けた。
早朝後の午前中の1本目、2本目のペリリューエクスプレスでは、ロウニンアジの群れが大当たり。しかも、浮上時に、大きなタイワンヒメイトマキエイが、ロウニンアジの群れをかすめて、悠然と泳ぎ去った。
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そして、この日のラストダイブのペリリュードロップでは、はっきりとは確認できなかったけど、3匹のバショウカジキに遭遇した。
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バラフエダイの大産卵、ロウニンアジ5000匹の群れ、ブルシャーク、カマストガリザメ、オキゴンドウ、タイワンヒメイトマキエイ、そして、微妙だけどバショウカジキ。1日で、これだけの大物を見れる,ペリリューの海は、やっぱり凄い!

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