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援助物資に関するご協力に関して

2011.04.05 / Author.

4月4日現在で、国内外合わせて、浦安(越智の事務所兼自宅)の方だけで、50個以上の段ボールでの石巻への物資が届いています。
ご協力頂いた皆様には感謝いたします。おそらく、8日までにはさらに増えると思います。
また、こちら以外でも、物資を集めている、東京のダイビングサービス、海潜隊のとおるさんのところには、4月1日、2日に新橋のBOXで
行なわれたチャリティスライドショーの時に参加して頂いた方からの援助物資、またその後に送って頂いた援助物資なども多数届いています。
この後、9日に海潜隊のとおるさんが、担当して、トラックにて、皆様からの物資を現地に運び現地で活動しているボランティア団体に所属する知人(高砂淳二さん、私が理事をつとめているOWSの理事の一人)に、物資を託すことになります。
その団体は、各避難所を周り、そこで不足している物資をチェックして、皆様から届いた物資の中から選別して、被災者の方に渡す活動
などを行なっています。極力皆様から頂いた思いのこもった物資が無駄にならないように、対応して頂けると願っています。
また、とおるさんが現地に赴いたときに、今後どのうようにその活動に協力していけるかを直接確認して、またご報告頂けることになっています。すでに、宅急便などで、現地に送ることも可能な地域が増えていますから、今後は直接送って頂くことになるかもしれないし、あるいは、仕分けの問題もあり、やはり一度こちらに送って頂き、仕分けをした上で、再度車で運ぶことになるかもしれません。それに関しては、また改めてご連絡いたします。
必要な物資は日々変わっていきます。もしかしたら、用意して頂いた物が、不要になる場合も今後は多く出て来る可能性がありますので、現地からのリクエスト内容を確認の上、ご用意して頂けることをおすすめします。
また、岩手の方ですが、この活動を始めてら、現地に直接送って頂いた方のものも含めて、約200個以上の段ボールでの援助物資を送り込むことができ、他からの物資とも合わせて現地でもくまちゃん(佐藤さん)が休むことなく、被災者の方たちに届けてくれたので、相当早い時期に物資が行き渡り、被災者の方たちにも、少しばかりですが心の余裕、安心感を持ってもらう事ができたのではと思っています。
数日前に、東京でのチャリティに来てくれたくまちゃん本人からの話によると、やっと行政側の対策本部の方に届いた物資が、人数分そろったので、皆に分配し始めたと聞きました。こちらも引き続き、現地で物資の受け取りを担当しているくまちゃんが、現地の情報を送ってくれることになっていますので、そのリクエストに応じて、ご協力頂けると助かります。
こことは別に、福島県の南相馬市や、仙台などにも、物資を送る計画もあります。南相馬には、すでに対策本部の方ではありますが、下着類、衣類、ウエットティシュなど大型段ボール10箱程度を送りましたが、できれば現地で個人的に対応している人が見つかったら、その方と連絡を取り、対応していければと思っています。
いずれにしましても、今までのようにとにかく何でも必要としているという物資の送り方では無くなってきます。また避難所や各県、市町村の対策本部が「足りている」と言っていても、実際にその物資が被災者に届いているかはまた別問題だという話も多く聞きます。
今回は阪神大震災に比べても被害が甚大で、多くの県にまたがっているために、物資の配給、義援金の配給に関して、平等性を損なわないようにするという配慮から、用意されているのに必要としている被災者の方に十分行き渡らない現状があると多く耳にします。
私たちは、そういう現状に対して現地で、臨機応変に対応していける活動をしている方を、後方から支援できればと思い、特にダイバーのつながりを頼って、活動しています。
そういう自分が、ロケのために、今現在石垣島にいてダイビングの取材を行なっていることは少し心苦しいですが、こちらでも援助の協力をお願いしています。また、この状況で旅行のキャンセルも相次いでいるようです。確かに、大変な事ではありますが、意味も無く自粛することで、経済にも影響を与えてしまっている事も危惧しなければいけないのではないかと、こちらに来て思いました。

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