INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

Photographer Takaji Ochi Official Site INTOTHEBLUE水中写真家 越智隆治

Official SNS
Facebook
Twitter
Instagrum

Blog

SpecialTrip Blog
バハマ ドルフィンクルーズ

2019 年into the blue バハマドルフィンクルーズweek2 終了しました

2019.06.22 / Author.

1日目
バハマの入出国手続きをするグランドバハマ島に到着した時点で雲行きは怪しい感じ。もしかしたら今日はイルカは難しいかもと感じた。今回ゲストの多くがバハマでの上陸を希望していたので、ほとんどの場合、早くイルカのいる海域に向かうため、上陸したとしても船の周辺だけなのだけど、近くにあるリゾートOLD BAHAMA BAYのお土産やさんに行くことを許可してもらい、皆でお土産を買いに行く。

リゾート近くの港には、昔Dream Tooとしてスコット船長が乗っていて、僕らも15年前まで乗船していた船が停泊していた。今では「Kate」と名前を替えて夏でもシャークトリップのみを行なっているそうだ。

以前Dolphin Dreamに乗船していたクルーのコーナーが乗船していて声をかけてきた。懐かしい。しばらく話していたら、「見せたいものがある」と言って、以前彼が気に入って、買ってきて欲しいと言われたので、自分のものをチップとしてあげたワープフィンを持ち出してきた。ところどろころ割れてしまっている部分もボンドで修復して、今でも使ってくれている。

これだけ長く愛用してくれているのであれば、あげた甲斐もあったなと嬉しくなった。コーナーはまた一緒に乗船してイルカとも泳ぎたいなと言っていた。そのうちまた戻ってきてくれればいいんだけど。歴代クルーの中でも僕が好きなクルーの一人だ。

買い物を済ませて出航間際、Kateのもう一人のクルーのウェンディがDolphin Dreamまで来てくれた。「タカが乗ってるって、コーナーから聞いて挨拶に来てあげたのよ」と相変わらず面白い。彼女はサメが好きで1年中タイガークルーズをしているKateに乗船しているそうだ。

普段より、1時間遅れてイルカのいる海域に向かう。海も荒れていて、空は厚い雲に覆われていた。雨も降り出した。目標になるグレートアイザック島も、霞んでよく確認できない。これは、イルカが出ても泳げないかも・・・と思い、「大富豪でもやりますか〜」と皆にルールを説明して、大富豪がスタート。最初はルールがよくわからなかったゲストも途中からかなり入れ込み初めて、夢中になってプレイしていた。

数名のリピーターは、まだイルカ捜索終了まで1時間以上あるのに、僕にビールを飲んでと言ってきた。去年僕がビールを飲むとイルカが出たみたいなジンクスがあって、毎日のように飲んでいたから、今年もそうして欲しいということだった。

「ジンクスは、毎年変わるからな〜」と言い訳しながらも一応ビールを飲んでみた。しかし、結局この日はイルカは姿を見せなかった。大富豪をしていたメンバーは「今日はイルカは終わりで〜す」と言ってもまだゲームに熱中。とりあえず、暗いムードにならなかったので、大富豪をやってもらっておいて良かった。

2日目

天気の回復を期待したが、この日も曇天で波もおさまってはいなかった。何人かが、てるてる坊主と凪坊主?を作って吊るしたが、効果無し。

今日もクルーのフィンチがピンクパイレーツになっていたので、一緒に撮影をする

朝9時くらいにイルカの群れに遭遇して、エントリー。タイセイヨウマダライルカとミナミハンドウイルカの混成のかなり大きな群れで、最初の1回目はそれなりに泳いでくれたが、回数を重ねるごとに、群れで通過するだけになっていったので、他のイルカを探すことに。

しかし、結局午前中は見つからず、海も荒れていて、ダイビングポイントにも停泊できないので、リーフのかなり中側に停泊。皆、酔い止めを飲んでるせいなのか、午前中の荒波の中でのスイムのせいなのか、僕以外のゲストは、皆部屋やサロンで爆睡。午後の捜索がスタートしても誰も起きて来なかった。

午後はなかなか見つからず、天気も回復しない。今週は先週に比べてあまりよくないかなと諦めかけた19時半、バウに5〜6頭のイルカがついて、20時まで泳ぐ。Go proで動画のみ撮影した。

海が荒れているので、ナイトはぜず停泊地へ。後半は天気が回復してイルカが沢山出てくれればいいのだけど。なんとなく、不安になる。

3日目

巨大なてるてる坊主を作ったおかげか、天気は回復傾向に。

この日も午前中はなかなかイルカが出て来なくて、諦めかけていたが、11時に15頭くらいの群れに遭遇して、泳ぐ。おさわりイルカもいてくれて遊びモード全開のイルカたちと2時間以上一度も船に戻らずに泳ぎ続けた。そろそろ運気も上がり気味になってきた感じ。

ランチ後には、エルドラドでダイビングして、コンクを取ってきた。

午後はいつものように16時過ぎに捜索を再開。18時50分、5頭のマダラに遭遇。あまり遊びモード全開では無かったけど、20時までまったり泳ぐ。

この日もナイトはしないで、停泊地へ。

4日目

快晴。今週では一番コンディションが良い。午前中は10時30分にマダライルカとハンドウイルカ合わせて30頭ほどの群れに遭遇。最初エントリーしたときは、最初ハンドウイルカにしては、好奇心旺盛な1頭が皆の周囲を回り続けた。

その後は天気が良く、透明度の高い海域で、マダラの群れと泳ぎ続ける。若いおさわりイルカのヒッキーや、スクラッチも姿見せてくれた。

スクラッチはかなり成長していて、こっち向かれるとあまりに近いので、少しびびってしまった。

結局2時間近く泳いで終了。

ランチ休憩ではダイビングを行い、午後は18時30分に10頭くらいの群れに遭遇して泳ぐ。おさわりイルカがずっと泳いでくれて、この日も20時まで泳ぎ続け、船に戻ってもイルカが後を追ってきて、バックデッキで名残惜しそうにしていた。

ナイトを開催。一瞬カジキも登場!イルカと泳いでいる人より、イカを捕まえるのに、熱中している人の方が多かった。

捕まえたイカはいつものように、刺身と漬けにして食べた。

5日目

最終日は、バウに座っていると日差しが強くて辛くなるくらいの快晴。風も弱い。12時過ぎまでバウにいたけど、ハンドウイルカが数頭ついただけだった。午前中は出ないかと諦めかけていた12時半過ぎにマダライルカの10数頭の群れがバウについた。ランチタイムを返上して、14時半まで泳ぐ。

最初はおさわりイルカのヒッキーもいたけど、途中から2頭のイルカと海草のパスキャッチをしながら泳いだ。スクーターも必要無くて、ほとんど同じエリアから動かずにまったりした感じで泳ぐ。

後半からまたヒッキーも戻ってきたがその後もかなりまったりした感じで、泳ぐことができた。時間がかなり経っていたので、船に戻ろうとしたが、バックデッキで僕らが船に上がるまで、名残おしそうに付いてきてくれた。

午後は、16時半からスタート。18時半には終了すると言われてイルカを探す。17時50分頃に12頭くらいのイルカたちがやってきた。ナマコを取り合っていて、ラグビーでもやっているみたいだった。18時50分に終了して船に戻る。Go proで動画撮影のみ行なった。

前半はどうなるかと心配だったクルーズも終わってみるとかなり充実したクルーズになった。

参加してくれたみなさん、ありがとうございました。

2019年の残りのクルーズは今現在全て満席になっています。2020年のバハマドルフィンクルーズの日程も確定しています。すでに仮予約も頂いていますので、ご興味のある方はお早めにご連絡ください!

Schedule

2020年度
[Week1]
2020年6月12日(金)〜 2020年6月21日(日)
クルーズ乗船・13日〜19日
空席有

[Week2]
2020年6月19日(金)〜 2020年6月28日(日)
クルーズ乗船・20日〜26日
空席有

[Week3]
2020年7月17日(金)〜 2020年7月26日(日)
クルーズ乗船・18日〜24日
空席有

[Week4]
2020年7月24日(金)〜 2020年8月2日(日)
クルーズ乗船・25日〜31日
空席有

お問い合わせはContactから

RecentEntry

  • カテゴリーなし