INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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2019年バハマドルフィンクルーズweek1終了

2019.06.15 / Author.

1日目

朝9時半頃に、グランドバハマ島の西端にある港、ウエストエンドを出港。
午後4時頃、グレートアイザック島を通過、グレートバハマバンクの西端を、イルカを捜索しながらビミニ諸島海域へと南下する。


クルーのフィンチは相変わらずピンク一色。イルカはピンク色が好きだからという理由で着ていると本人は言っていたけど、タイガーシャークの時もピンク一色だから、本人が好きなだけだと思うけど(笑)。

今回使用する機材は、Panasonic Lumix G9pro 二台、Lumix S1、LumixS1Rと

僕らはバウ(船首)に座って、イルカが来るのを待ちながら他愛も無い話を続けていた。

話をしていると、1頭のイルカがバウに付いた。上で見ていたクルーのフィンチは気づいていないようだった。操船室にいるヒューストンにイルカが出たことを手話で知らせる。タイセイヨウマダライルカは体に斑点があるから、自分の身体にドットがあるジェスチャーをする。ちなみにハンドウイルカの場合は鼻の前で手を握って、左右にふる感じ。

2頭、3頭・・・10、11、12頭!

目視でバウから確認できたのは、12頭で、その後は泳ぐ準備をするためにバックデッキへと移動した。

海は多少波はあるけど、問題無い程度。今回は、聴覚障害のグループ6名が乗船していた。その中の1名は以前に数度、一人でドルフィンクルーズに参加してくれていた女性。彼女は、今年パースのアシカスイムにも参加してくれた。

そのメンバーは、ドルフィンクルーズに乗船するにあたって、昨年末に開催したスライドトークショーに全員で参加してくれて、そのときは、手話通訳の人も呼び、スライドショーの内容もわかるようにつとめたりした。

メンバーの中に二人、ドルフィンスイムが全く初めての人がいて、少し心配はしていたが、スタッフの吉尾が全面的に後方で泳ぎの苦手なメンバーをケアしてくれていたので、こちらは先頭グループにいて、撮影を行った。

たまに気になって様子を見ていたが、必ず泳力のあるグループと、そうでないグループに二分されてしまう。特に初日なので、後方グループには、吉尾と水中スクーターを持ったクルー(この日はフィンチ)がついて、先頭グループには、僕がついて泳ぐ感じ。

先頭グループは泳ぎもまったく心配無いので、逆にイルカに夢中になって、暴走しすぎないようにどちらかというと、セーブさせる役目も兼ねる。とはいっても、イルカの状態が良いと、僕もついつい夢中になってしまうときもあるのだけど。

泳力があるチームは、イルカがいなくなって、船に向かって手を上げてピックアップのサイン出しても、かなり離れていても「泳いで戻って来い!」くらいにサイン出されることもある。まあ、色々事情もあるので、そういうときは、皆に「すみませ〜ん、ここから泳いで船までもどりま〜す!」と伝えても皆文句も言わず泳いでくれるから助かる。

イルカたちは、遊びモードになった数頭のイルカたちがしばらく遊んでくれたり、イルカたちだけで集団で玉になって遊んでいたりしていた。日がくれる午後8時くらいまで泳いだ。初めての人が、少し海水を飲んでしまったり、最初にスノーケルをつけ間違えるなどのトラブルはあったけどドルフィンスイム初日は無事終了した。

この日は久しぶりに大富豪をして遊んだ。

2日目

海は穏やかだが、曇り空。10時40分くらいにイルカに遭遇。12時前まで泳ぐ。最初はまあまあ絡んでくれたけど、飽きて来たのか、徐々につれなくなり、最後はエントリーしても姿すら見えなかった。

まあ、こいう時もある。

最近、クルーたちがPink dayなるものを火曜日に設定していて、皆がチュチュを履いて変んな格好をして登場してきた。見てる分にはいいんだけど、「お前のもあるから履け!」とか言われると、「え、この歳でこれ履くの?勘弁してよ〜」って感じ(笑)

ランチ休憩は、エルドラドショールズに停泊して、ダイビング。いつものようにまったりダイビングした後に、コンク貝をいつくか拾ってきた。この日はいつもにも増してコンクの個体数が多かった。

午後からは北に進路をとり、グレートアイザック方面でイルカを探す。海はべた凪。バウでイルカを探していたがまったりしていて、途中で眠ってしまったくらいだ。午後6時すぎにマダライルカに遭遇して、午後7時45分くらいまで泳ぐ。

徐々に深いエリアに移動し、最後は海底は見えなくなったところで、船を止めてそのままそこで、ナイトドルフィンに備えることに。ディナーを食べて、しばらくすると、数頭のイルカたちが姿を見せてくれたので、ナイトドルフィンスタート。しかし、ナイトをやる人がイルカの数よりも多かったために、あまり近寄っては来なかった。

2日目はこんな感じでドルフィンスイム終了。昨日は遅くまで起きていたけど、今日は皆早くに眠りについた。

3日目
午前中はイルカに遭遇できず、午後6時くらいから超遊びモードのイルカの群れに遭遇して、日没の8時まで泳ぎ続けた。おさわりイルカも登場。そのまま、ナイトドルフィンを行なって、終了。

Huston2019_06_11_Takaji-Ochi

4日目
朝は信じられないくらいツルツルのべた凪でスタート。すぐに3頭のイルカに遭遇したけど、まったりゆったり泳いでいて、遊びモードでは無かった。その後も群れに遭遇したけど、結局はゆったりモードで、一緒に遊んでくれなくて、午前中は終了。

ランチタイムには、ダイビングを行なった。

午後は6時半くらいにイルカの群れに遭遇。この群れがまたまたすごく遊びモード。中に昨日同様におさわりイルカが登場してくれたり、やはり夕方の方がイルカが遊びモード全開で、泳ぐならこの時間帯が一番。しかし、撮影的には、昨日同様に少し暗めだったのが残念だった。

5日目
最終日の5日目は、午前中に1頭のハンドウと複数のマダラが一緒にいて、マダラがハンドウを威嚇している感じで、泳ぐというよりは、その行動を観察している感じだった。

その後はなかなかイルカが見つからず、ダイビングするために、エルドラドに着いたところで、フレンドリードルフィンたちに遭遇。透明度の良い海域で、1時間くらいイルカたちと泳いだ。その後はダイビング。

午後4時から捜索をスタートして午後3頭のマダラに遭遇して一緒に泳ぐ。
最終的には、5頭になり、時間が来てスイムは終了した。

ドルフィンクルーズweek1に参加してくれた皆さん、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

2019年の残りのクルーズは今現在全て満席になっています。2020年のバハマドルフィンクルーズの日程も確定しています。すでに仮予約も頂いていますので、ご興味のある方はお早めにご連絡ください!

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