INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

タイのediveが企画する、インドネシアのラジャアンパットクルーズに乗船してきました。

2014.04.02 / Author.

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移動日も含めて、7泊8日のロングクルーズ。トータルのダイビング本数は、ナイトも含めて22ダイブ。まさに、ダイビング付けの毎日。
ラジャ・アンパットは、パプア・ニューギニアの西半分、インドネシア領西パプアの西端に位置する。ワイゲオ、バタンタ、サラワティ、ミソールのメインの4つの島々とそれを取り巻く600以上の島々。それを総称して、ラジャ・アンパット(4人の王様)と呼びます。クルーズはこの島々を巡りながら、バリエーションに富んだ海の生き物や、水中景観を楽しみます。
今回のクルーズでは、たまに雨が降ったものの、全行程ほぼべた凪。誰も船酔いの心配をすることも無く、快適なダイビングクルーズ生活を満喫することができました。
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ediveが行なうラジャアンパットクルーズは、今回で3年目。トータルで7回目。チャーターするのは、過去にタイでオペレートしていた、マーメードⅡ号。
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初日、サービスダイブと言われて潜ったポイントは、出港地ソロンから北上し、バタンタ島から、ワイゲオ島までの間を走る、ダンピエール海峡に位置するMioskon。
初ダイブから、ブルーリングオクトパス、ポントヒピグミーシーホースなどのレアなマクロから、ラジャドティーバックなどの固有種、テールスポットブレニー、スプレンディッドドティバッグなど、他の海ではあまり見られない魚たち、それに、ラジャでは、頻繁に見られるというウォビゴンシャークなど、バラエティ豊富な海の生き物たちに遭遇。
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ポイントによっては、ハードコーラルや色とりどりのソフトコーラルが群生し、ワイド派カメラマンがワクワクしてきそうな海中景観も魅力的。
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特筆すべきは、ピグミーシーホースの個体数と種類の多さ。色々な生物を撮影したけど、今回は、撮影したピグミーの写真を紹介。
まず、ラジャアンパット北部では、ポントヒピグミーシーホースの多さが目についた。イソバナではなくて、カイメンなどに付く、このピグミー、多いときには、1ダイブで5個体以上をガイドが見つけて紹介してくれた。
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この他にも、Denisピグミー
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Bargibantiピグミーのイエローバージョン。
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そして、極めつけは、Denisでも、「サンタクロース」のニックネームで人気の赤と白のかわいいピグミーシーホース。この「ラジャには、サンタクロースを撮りにきた」と言うマクロ派ダイバーも乗船していました。
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パラオのロックアイランドをさらに険しくしたような、石灰岩が隆起してできた島々のフォーメーションも魅力の一つ。
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今年のediveが企画するラジャアンパットクルーズは終了したけど、また来年、1月、2月、3月と毎月1クルーズずつ企画していて、すでに予約も入ってきているとか。しかも、2月はラジャアンパットだけでなく、アンボンというエリアも含めて、9日間のクルーズ行程で潜りまくるそうです。
現地クルーズ日程:2015年1月18日(日)〜26日(月)
         2015年2月8日(日)〜18日(水)
         2015年3月17日(火)〜25日(水)
まだ、確定では無いけど、自分もこの2月のクルーズに乗船して取材を行なうかもしれません。
ご興味のある方は、ediveまで。
今回のクルーズでの総集編は、5月末か6月頭頃にウエブマガジンにて、公開予定です。お楽しみに。
今回のクルーズでご一緒した皆様、色々お世話になりました。またラジャアンパットでお会いしましょう。
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