INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

ワイド撮影が魅力的なラジャアンパットの海

2014.04.02 / Author.

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ediveが企画したラジャアンパットクルーズに乗船して、撮影を行なった感想をもう一つ、アップします。
前述したのは、ピグミーシーホースの個体数の多さや種類の多さ。今回は、ワイドの視点で見たときの、ラジャの海に関して、少しだけ触れたいと思います。
あまり前知識の無いままに、訪れたけど、インドネシアの海は透明度がそんなに良い印象が無かったので、あまりワイドは期待していませんでした。ただ、sふとコーラルは奇麗そうだな〜くらいな。
で、実際にところ、前半に潜った、ラジャの北のエリアは、そんなに透明度も良くなくてこんな海が続くのかなと思ったけど、南に移動してからの透明度は、かなり満足な感じ。
もちろん、北部も抜けるときは、奇麗に抜けるそうです。
で、北はマンタ狙いのポイントが多く、ハードコーラルやマングローブダイブなど、ワイドのバリエーションも豊富。
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南部は、透明度、ソフトコーラルのカラフルさ、魚影の濃さが目についた印象でした。一番撮影したかった、魚圧の濃い、イエローリボンスィートリップスの群れは、チーム分けして後発のエントリーだったりしたので、すでにバラけてて、思うように撮影できなかったのは残念だったけど。
個人的に一番気に入ったのは、南のYiliet Kecilというポイント。石灰石の岩場に空いた、いくつもの小さな穴から差し込む光が、ステージ上のスポットライトのように、海中に降り注ぐシーンは幻想的。朝、雨が降っていたのに、ダイビングと同時に太陽が差し込み、最高のシーンを演出してくれました。
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ということで、サンゴ、ソフトコーラル、マングローブ、地形、大物、群れなどなど、バリエーションに富んだポイントが揃うラジャアンパット。コンディションの良い状態で、全てのポイントに潜るのは至難の技。それだけに、何回乗船しても、飽きないと思います。
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コンディションがいまいちで、自分もまたリベンジしたい!と思うポイントはいくつかあります。次回行っても、同じポイントに潜れるかはわからないくらい、ポイントバリエーションも豊富なラジャの海、きっと、ワイドもマクロも堪能できると思います。
今年のediveが企画するラジャアンパットクルーズは終了したけど、また来年、1月、2月、3月と毎月1クルーズずつ企画していて、すでに予約も入ってきているとか。しかも、2月はラジャアンパットだけでなく、アンボンというエリアも含めて、9日間のクルーズ行程で潜りまくるそうです。
現地クルーズ日程:2015年1月18日(日)~26日(月)

         2015年2月8日(日)~18日(水)

         2015年3月17日(火)~25日(水)
まだ、確定では無いけど、自分もこの2月のクルーズに乗船して取材を行なうかもしれません。
ご興味のある方は、ediveまで。
今回のクルーズでの総集編は、5月末か6月頭頃にウエブマガジンにて、公開予定です。お楽しみに。

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