INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

2006年ペリリュー取材初日 ロウニンアジ激撮!

2006.02.08 / Author.


今朝、無事パラオのペリリュー島に到着した。今回のロケは前回(昨年11月)のWEB-LUE取材(定番無視のパラオ、ペリリュー編)のリベンジであり、ミナと海友を連れての家族旅行でもあるので、ダイビング取材と、海友の島での生活の両方をアップしていく。

まずは、ダイビング。ペリリュー島の南にあるキャンベックの小さな港に着くなり、「潮もそんなに流れていなさそうだし、ペリリューエクスプレス潜ってみますか」とデイドリームの秋野さんに言われて早速エントリー。流れもなく、ストレスも感じない。しかし、この流れでロウニンアジの群れが寄ってきてくれるのか..。としばらく水深を浅くとって、コーナーの先端に向って流していった。現れたのは、ツムブリの群れ。
しかし、予定していたダイブタイムになってもロウニンは姿を見せない、と思ったら、秋野さんが前方の深場を指差している。「出たな~」と思って前進していくと、どんどんとロウニンの群れがくっきりと姿を現した。「近付けるかな」と思ったのだが、下からわき上がってきて、巻かれてしまった。その数、およそ800!?夢中になってシャッターを切っていたのだが、その時の水深はすでに50m近く。流れがなかったからこんな無茶はできたけど、普通はエクスプレスでこんなに深く入って撮影するのは、なかなか困難だ。
 
初日1本目で前回のリベンジが果たせて、とても気が楽になった。秋野さんの判断に感謝。
で、海父が潜っている間、海友は島で何をしていたかというと... 海友とミナにとっては、昨年のバハマ以来、約半年振りの海外。寒い冬の日本から脱出し、ペリリューに到着した途端、海友早速全裸&裸足で宿泊しているデイドリームペリリューステーションの前の道をうろちょろしていた。ついでに全裸のまま隣近所の子供たちに挨拶して回ったそうだ。

午後になってからは、島の子供たちに囲まれて、一緒にボールで遊びをした。最初はサンダルはかせていたんだけど、島の子供たちが皆裸足だったので、海友も「ぬぐ~」と言って、裸足になって遊んでいた。おにいちゃん、おねえちゃんたちに囲まれて、最初はちょっと照れていたけど、すぐに仲好く遊んでいた。子供たちに「明日も遊ぼうね~」と言われてご満悦だったそうだ。

海友は毎日水遊びしている。ただ、今住んでいるデイドリームのペリリューステーションに一緒に住んでいる、子犬のハナちゃん(生後2ヶ月くらい?)が気になるけど、甘噛み(でも結構痛い)されるのが嫌で、部屋の中でも「だっと~!」とだっこを迫られるので大変だ。上から見ろして、僕やミナの足に噛み付いてるのを見るときは「きゃははは~」と喜んでいるくせにね~。そう、バレンタインデーはペリリューで、ミナの誕生日はヤップで迎える事になる。
この島には撮影したくなるような巨木が結構沢山あって面白い。あ、ちなみにこの日一緒に陸撮に回ったデイドリームの秋野さんが、僕たち家族の写真を撮影してくれた。3人だけの写真ってあんまり無い(特に僕が写っているのが)から、すごく嬉しかった。


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