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Photographers Diary

2019年メキシコ・ストライプドマーリンスイム 遭遇率100%で終了

2019.12.11 / Author.Takaji Ochi

2018年にリサーチし、2019年の今年、約1ヶ月間のスペシャルトリップを開催したストライプドマーリン(マカジキ)スイムが終了した。

11月初旬から12月頭にかけて開催したストライプドマーリンスイム、結果的に、外洋にストライプドマーリンを捜索に出かけた日で、水中で遭遇できなかった日は皆無。遭遇率は脅威の100%で終了した。しかも、チラ見ではなくて、全日程、イワシやサバのベイトボールが止まり、こちらも動かないでストライプドマーリンやアシカの捕食シーンを堪能することができた。

捕食には、ストライプドマーリンやアシカだけでなく、時にスマガツオの群れやイルカ、マヒマヒ(シイラ)やバショウカジキなども加わり、この海のポテンシャルの高さも伺わせてくれた。

移動途中には、ウミガメ、ザトウクジラ、ニタリクジラ、カマイルカの群れ、モブラの群れや、ジャンプなどにも遭遇、撮影。そして、何と言っても、シャチの群れとの遭遇は大きな出来事となった。

2018年からシャチの目撃情報はあったが、今年は毎週漁師や他のストライプドマーリンスイムの船が目撃していた。スリランカでもシャチのリサーチを行ったが、遭遇の可能性としては、こちらの海の方がかなり高いと感じた。しかし、「シャチ狙い」で来るというよりは、あくまでストライプドマーリンスイムのオプションとして、「会えたらラッキー」と考えていた方が良いだろう。

風が強くて外洋に出れない場合には、島にあるアシカのコロニーや、砂丘、マングローブ、漁村巡り、ペリカンとウミウのコロニーを訪れて、ペリカンの捕食シーンを撮影した。

季節外れのハリケーンが付近を通過したときには、他の町までランドツアーを開催。

2019年、合計20日間の日程で、外洋に出たのは、15日間。昨年のリサーチで5日間外洋に出ているため、合計20日間で20日間、ストライプドマーリンに遭遇している。

問題なのは、昨年の捕食エリアと、今年の捕食エリアがかなり違っていること。それを確認してからでないと、まったくストライプドマーリンに遭遇することなく、終わってしまう可能性もある。

今年も、距離にして、20~30km捕食エリアが違っていた。昨年同様後半になるほど、捕食エリアは南下傾向にあるようだが、様々な要因で捕食エリアは南北に移動していた。

漁師の話では、捕食が見られるのは、10月後半から11月後半までとのことだったが、今年の様子では、12月に入ってからも捕食は見られた。

2011から2017年までイスラムヘーレス(カンクンの沖にある島)に滞在して、セールフィッシュ(バショウカジキ)スイムのスペシャルトリップを開催していたが、年々セールフィッシュの出が少なくなってきていたので、2018年はそちらの開催を見合わせることにした。

セールフィッシュスイムを開催している時でも遭遇率は、60~70%と低かったが、このストライプドマーリンの遭遇率は、場所さえ間違えなければセールフィッシュの比ではないくらいに高い。

心配なのは、昨今では一度有名になると、あっという間にスイムを開催する船が増えて、満足して見れる環境が失われてしまうことだ。生物の個体数に対しての船や人の適正数は当然あって、それをオーバーフローしてしまうと、生物の生息環境にも多大の影響を与えるのは、スリランカなのど、多くの場所で実際に体験してきている。

現地オペレーターがそのことを理解してストレス無く開催していける環境やルールを早急に確立していくことが重要だと感じた。

次のページでは、撮影した写真とともに、海中での捕食などの状況を説明して行く予定。

2020年もメキシコでのストライプドマーリンスイムを開催します。
日程は、以下

Week1 2020年11月6日(金)日本発〜11月15日(日)日本着
Week2 2020年11月13日(金)日本発〜11月22日(日)日本着
Week3 2020年11月20日(金)日本発〜11月29日(日)日本着
Week4 2020年11月27日(金)日本発〜12月6日(日)日本着
Week5 2020年12月4日(金)日本発〜12月13日(日)日本着

1日目(金曜日)日本発 メキシコシティ経由でラパス着 
  ラパス泊(空港〜ホテルまでは個人でタクシー手配または、こちらで送迎手配)
2日目(土曜日) 昼頃、車で移動(約4時間) 現地ホテル泊
3日目(日曜日)〜7日目(木曜日) 朝7時過ぎ出発でマーリンスイム
  海に出てるのは、約9時間(捕食海域により変動します)  現地ホテル泊
8日目(金曜日)現地発  4時間でラパスへ移動 空港へ 夕方のフライトで、
  メキシコシティ経由日付変更線を超えて
10日目(日曜日) 日本着

の計10日間を予定しています。現地スイム日程は、5日間。海のコンディションなどによっては、外洋まで出ずに、内湾で、ペリカンなどの海鳥を撮影することになるかもしれません。

1隻に乗船できる人数はゲスト5名まで。すでに満席の週もあります。
ご興味のある方は、お問い合わせより、ご連絡ください。現地費用はルームシェアで約32万〜35万円を予定。為替により変動があります。

お問い合わせ

2018年のリサーチ記事
メキシコに、ストライプドマーリン(マカジキ)の捕食シーン撮影に行って来た

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