INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

2006年ヤップ取材5日目 シャークフィーディング

2006.02.20 / Author.


今日はヤップに来て初めて3本のダイビングを行った。午前中の2本はいつもと同じようにマンタ狙いのダイビング。風も東に代わり、ミルチャネルはコンディションが良く(透明度は悪いけど)、マンタに期待したが、ボートの数も多かった

1本目エントリー時、僕たちのボートを含めて8隻。少し時間をずらしてエントリー。透明度は今まででも最悪。1本目は結局4匹のマンタに遭遇するも、全て単発だったので、あまり良い写真は撮れなかった。2本目はいつものコースよりもさらにチャネルの奥から流してみることにした。しかし、結局期待したマンタとの遭遇はならず、最後に1匹に遭遇しただけだった。
ということで、この日のマンタ目撃数は5匹。このまま終わってしまうのか...。今、水中カメラマンのタカジンさんもほとんど同じ日程でマンタ交尾狙いの撮影に訪れている。タカジンさんはルルツでのザトウクジラの撮影をテーマにしているので、色々お話を伺った。で、今年はトンガに行きたいというので、僕もトンガのザトクジラの撮影状況、条件などを説明した。僕は23日がラストダイブだが、タカジンさんは明日がラストダイブ。明日はマンタがなんらかのアクションを起こしてくれればいいのだけど...。
午後からは、オーナーガイドの大介君と一緒に別のダイビングサービス(トレイダーズリッジのワーナーロウ)の船に乗船して外洋でシャークフィーディングの撮影を行った。一番近くで撮影させてやると言われ、外洋のドロップオフ、水深15m付近の壁に誘導され、その目の前にフィーディング用の餌をぶら下げられると、あっという間に30匹程のグレーリーフやシルキーシャークが集まってきた。

フィーディングの取材は前にも行ったことが何度かあるのだが、はっきり言ってあまり好きではない。フィーディング自体も好きではないのだが、だいたい餌に群がる他の魚たちのせいで、ほとんどサメが見えなくなってしまって、なかなか絵にならないからだ。今回も案の定、魚たちが壁を作ってしまい、まともに撮影できなかった。どちらかと言えば、ブルーウォーターに群れるサメの撮影をしている方が絵になった。

ライズに戻るとバーベキューの準備をしていた。スタッフはバーベキューだというので、せっかくだから、皆で一緒に食べようということになった。今日は3本潜ったので、海友の暴れっぷりを見る事ができなかった。といってもバーベキューを食べてる今も、歓声を上げて、犬や猫追いかけまわしているのだけど。

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