INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

2006年ヤップ取材6日目 海友マンタ

2006.02.21 / Author.


今日も朝からマンタ狙いでミルチャネルヘ。タカジンさんたちにとっては最終日なので、小潮で透明度は悪いけど、とにかく2本ともマンタダイビング。写真は、「海友」と名付けた人なつっこい、メスのマンタ。ゴフヌちゃねるにて。(ビデオ映像)

僕らは、今度はチャネルの外洋ぎりぎりまで流そうということになり、チャネルの奥のブイから、マンタリッジを通過して、延々チャネルの入り口まで進んでいった。しかし、結局何も見れずに終了。2本目は僕たちは潜らず、タカジンさんたちだけが潜る。1匹のマンタがずっとゆっくり泳いでいたので、なんとか撮影ができたそうだ。
僕たちはミルチャネルをスキップして、皆と一緒にライズに戻ってから、普段この時期には潜らない東のゴフヌチャネルに調査もかねて潜ることにした。東風で外洋は荒れまくっている。つねにリーフを越えて外洋の海水がリーフ内になだれこんでいるため、透明度は高いが、チャネル内はつねに激しくアウトに流れている。
とにかく、チャネルの奥の砂地のポイントからクリーニングステーションまで流す事に。最初、マンタの姿が見えなかったが、外洋の方から1匹の小さなマンタがやってきてクリーニングを始めた。これが近寄ってもまったく逃げないどころか、僕の上に覆い被さってきた。流れがきつく、よたよたした泳ぎながら、一生懸命クリーニングをしてもらっていた。その姿と人なつっこさが、海友に似てるというので、エキジット後、オーナーガイドの大介君が「奴は海友となづけよう」ということになった。
個人的には嬉しいのだけど、あれはまちがいなくメスだったんだけど..。「人なつっこいからいいんですよ」とのこと。ということで、この日、ヤップに「海友」というマンタが増えた。マンタの海友が去った直後、今度は巨大なマンタ『スズキ」が登場。クリーニングステーションの上で、巨大な口をあけて捕食しながらしばらくクリーニングを行っていた。マンタは風裏に多く出ると言われているけど、今日のように風があってもちゃんと来てるって事は、定説ではなくて、ダイバーがコンディションが悪くてただ確認してないだけなのかもしれない。
その後はライズでのんびりして、夕焼けを撮影に丘の上までいく。パンダナスの木をシルエットにして撮影した。

東側のゴフヌチャネル付近のリーフ内の海水は御覧んの通り、めちゃくちゃ透明度が高い

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