INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

2007ペリリューロケ 毎日が40mオーバー

2007.03.18 / Author.

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ペリリューロケは、後2日間。順調に順調に取材は進んでいる・・・はずなのだけど、何故か妙な残尿感に付きまとわれている。取材先はデイドリームペリリューステーション

それは、ゲストの中にやたら派手なウエットスーツを着た女性がいて、自らを「大物ハンター」と呼び、その名の通り、何故か彼女は毎ダイブ「ハンマー見ました」だの「カジキ見ました」だの、「マンタ見ました」、「シルバーチップ見ました、マグロ20匹の群れに巻かれました、グレーリーフ30匹が交尾してました~」などなど、ただでさえすごい状況の中で、何故か僕のプラスαで、大物見て戻ってくるものだから、すっごく悔しくて、「次こそは!」と潜るのだけど、結局定番(定番と言ってもハビレ、ブル、イレズミの群れに、ロウニンの群れとすっごいのだけど)し見れず、「ハビレだけだったんですか?」とか言われるし・・・。ハビレなんて、今までパラオにいるかどうかも確認されていなかったみたいなのに。サメ図鑑では、水深240m~430mに生息していて、人間が潜水中に遭遇することはめったに無い。って書かれてるのに・・・。くやしい・・・、あんな派手なウエット着てるのに・・・。
とにかく、明日はダイビング最終日(本当は今日で終わりにしようと思ったのだけど、どうも納得いかなくて潜ることにした)。連日水深40mオーバーでの撮影、しかもダウンカレントとか気にしながら潜るのは、疲れるのだけど、とにかく楽しい。今日なんか、イレズミフエダイの群れを棚の外に追い込んだら、リーフから離れたイレズミたちの群れの中に、ロウニンアジの群れが突っ込んできて、すごい状態になり、僕は夢中でシャッターを切っていた。
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この日は、取材チームだけだったので、秋野さんもRS13mmもって激しく撮影に挑んでいた。僕は、ダイバー絡みもほしかったので、群れを撮影しながら、徐々に秋野さんの方にカメラのファインダーをパーンしてシャッターを切り始めた。その瞬間、白い物体が・・・、(あ、フィン脱げた・・・)。そう思った瞬間に、僕は無意識にシャッターを切っていた。本当は、悪いと思って、その直後に秋野さん絡みの撮影を辞めたつもりだったんだけど、面白い瞬間についつい、指が反応してしまったみたい。
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これも水深40mオーバーでの出来事。そして、珍しいハビレ(BIGNOSE SHARK)の写真も40オーバーでの撮影。こんなに連日40オーバーで潜ってて、身体大丈夫かな(笑)。

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