INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

プーケットのダイビング&夜、今晩帰国

2008.01.29 / Author.

IMG_9016.jpg
カオラックからプーケットに移動して、ダイビングサービスD.O.にお世話になって、プーケットでのデイトリップ取材を行った。ここの海は透明度はあまり良くはないのだけど、魚がごっちゃりいる印象が強い。しかも魚の群れの魚圧が凄くて圧倒される。しかし、今年はちょっとその魚圧が弱い感じだった。

それでも、撮影ではかなりお気に入りの写真を撮影することができたけど。個人的にこのエリアでお気に入りのポイントはキングクルーザーという沈船ポイント。この巨大な船を取り囲む魚の群れには圧倒される。
写真は、シャークポイントで遭遇したレパードシャーク。ありがちな正面顔の写真です。
今日は陸撮しようと思ったけど、曇り空だったので、D.O.の中ちゃんも、僕も気合が入らず撮影は中止。だらだらと日中を過ごしてしまった。
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プーケット最後の夜の撮影は、パトンへ。「やっぱりプーケットでダイビングをした後は、街へ繰り出さないとですよ。越智さん!それがプーケットでのダイビングの楽しみ方です!」とプーケットに来るたびにD.O.のナカちゃんに力説されてはいたのだけど、若い頃から早寝早起きの僕は、皆が繁華街に繰り出す時間にはすでにかなり眠くなってることが多くて、撮影に関しても、毎回あまり気乗りしなかった。もうやんちゃする年齢でもないし。
でも、いざ、そういう場所に繰り出すと、昔の報道写真記者魂に火が灯るのか、人間の混沌とした営みの撮影にどんどんのめり込んでいきそうになる。もちろんシラフでいるよりは軽くアルコールをひっかけてからの方がより、周囲の目を気にせずに撮影に没頭できる。それどころか、撮影することに快楽を覚える自分がいる(ちょっとだけだけど)。
「森が俺を呼んるっつーの、海じゃなくて」ではないけど、「(コンクリート)ジャングルが俺を呼んでるっつーの、海じゃなくて」・・・。それにしても、ここのダンサーはとにかくおかまが多くて、女性なのかおかまなのか見分けるのがかなり大変な人も多い。綺麗なんだけど、うっかり目があって微笑まれたりすると、どう対応していいのか困る。しばらくは「あたしをもっと見て」みたいに目付けられるし。
そしてそんな混沌とした街の中で、気になったのは、閉じた店舗の中で、蛍光灯のライトに照らされて、街行く人々を見守る、頭の無いマネキン。不思議な魅力を放っていた・・・と思ったのは僕だけらしいけど。「普通撮らないでしょ、そんなの!他にもっと撮るものあるでしょ!」ってナカちゃんにも言われたし。
_MG_0640.jpg
前回も書いたけど、今夜の便で本当に帰国します。

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