INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

またヤップ、Small Brain, Big Heart

2008.04.15 / Author.

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静かだ。とてつもなく静かだ。早朝からのダイビングを3本終了して、今ヤップライズダイビングセンターの隣にあるムーンライズカフェで、ガイドのユキちゃんと、のんびりと、くつろいでいる。

TVクルーは、ガイドの大ちゃんと一緒に、他の撮影で車でどこかへ出かけてしまっている。ダイビングサービスに併設のビレッジビューリゾートは、TVクルーが泊まっていて、ほぼ満席なために、他のダイビングのゲストは今は泊まっていない。数日前まで一人だけゲストが泊まっていて、連日一緒に潜っていたけど、今はもう帰国してしまった。
昨日は日曜日だったから、休暇でやってきた青年協力隊の人や、フランス人家族、フィリピン人スタッフの子供たち、JとB-boyが目の前の海で遊んでいて、大はしゃぎしていたのだけど、平日の今日は、だ~れもいない。
周囲を見渡すと、右手には、数年前の台風でダメージを受けた、リゾートのレセプションを自ら(いまだに)改築中のヤップ人リゾートオーナーが一人で作業をしている。左手のダイビングサービスの前では、さっきまでボートキャプレンしてくれていた、ヤップ人のトーマスがなにやら黙々と作っている。
さっきから、1時間以上ここの座っているのに、見える人はその3人だけ。レストランスタッフ(といっても二人)もそろって、町に買い物に出かけたらしい。
久しぶりに「静寂」を満喫している・・・と言いたいところだけど、今年のロケは、タイでのクルーズ乗船、パースでゲストの人たちと一緒に行った、アシカスイム。家族を伴っての、合宿のようなヤップ、ペリリュー滞在と、以外とこんなに静かな環境には、今までもそんなにいなかったからか、ちょっと寂しくもある。でも、何かがむしゃらに、忙しなく仕事を続けていた自分には、こういう静寂は、色々なことを思い返したりする上では、とても必要なことだとも思う。
これまでの生き方でよかったのか、これからの生き方はどうすればいいのか・・。自分は正しい道を歩んでいるのか。そもそも正しい道てなんだろう?な~んて、なんか自分らしくないことも考えてみたりして。
ヤップでは、最近、ガイドの大ちゃんや、おかしなヤップ人たちと一緒に、「山田ファミリー」とか命名された、おかしなメンバーに勝手に入れられている。
適当でいい加減なメンバーたち。しかし、心温かい奴ら。
メンバーのコンセプトは、「Small Brain, Big Heart !」。「小さなおつむに、でっかいハート」ってことで、自分のメリット、デメリットにとらわれず、困っていたら自分のことを投げ出してでも、夢中になって、困ったやつを助けてしまう。そんな連中の集まりだ。
「オレを勝手に入れるなよ。第一Small Brainじゃないよ!」と拒んだのだけど、皆から、「い~や!オチは、十分にこのメンバーに入れる要素を持っている。第一、Small どころか、お前はNo Brainだ!」と言い返された。
「Tシャツも作ろう! 山田ファミリー Small Brain , Big Heart !」皆げらげらと笑う。ビンロウを噛みながら、僕も一緒になってげらげら笑う。こんな生き方も悪くないと思う。

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