無人島にオーバーナイトしての取材を終えて、ブルーマーリンのショップに戻ってきた。オーバーナイトの本来の目的は、実は果たせなかったのだけど、それはそれで、逆の意味で成果があった。
島にテントを持ち込んで、スキッパーのフレイヴ、富永君、僕の三人でのオーバーナイト。
ダイビング撮影中に、フレイヴが突いて来た魚が晩ご飯。最初、なかなか突けなかったフレイヴに、「ねえ、ワニゴチって美味しいの?」と訪ねると、「美味しい」という返事。
「ボートの下にいるけど」と伝えると、早速スピアを持って、海に入ってきた。で、捕まえたワニゴチの丸焼きがこれ。ちょっと水っぽかったけど、まあまあ、の味だった。
夜は、澄み渡り、空には満点の星空。富永君とフレイヴは、ワインを飲んで早々に眠ってしまった。僕は、しばらく、ビーチに座って星空を撮影。撮影が終わってからも、ワインの酔いに任せて、ビーチに寝転んで、星空を眺めていた。
酔ってせいもあるけど、こういう圧倒的な大自然の中にいると、自分の気持ちにとても素直になれる。そういう生き方を続けていたいと思う。
取材の内容は、WEB-LUEのPDF記事で発表します。