6月16日(水曜日)
4日目、朝からべた凪。10時過ぎには、イルカの群れが見つかった。昨日に続いて、バウライドを撮影。群れの数は多いが、あまり遊びモードではなくて、イルカ同士で戯れている感じだった。40頭以上はいるようだった。
それでも、何度かエントリーを繰り返す。やはり、ダイバーにはあまり興味を示さずに、忙しなく騒ぎながら移動をしていた。
12時頃まで、それを繰り返したけど、あまり行動が変わらないので、またバウライドを撮影することにした。しばらくは、撮影を行ない、最後にもう一度エントリーして、ランチに。
ランチはそうめんと、昨日つり上げた魚の刺身と、すし。
ランチタイム後は、皆海に入らずにのんびりしていた。ゲストのゆうちゃんが、ヘナで、ボディーアートを皆に描いてくれた。さらさらと簡単にかっこいいデザインを描き上げるのに、感心した。
ランチタイム後また、イルカの群れにトライするが、あまりにべた凪が続いているせいか、イルカたちも1日中まったりモードで、泳ぎ続けていて、まったく遊びモードにならない。撮影するには、ワンチャンスでエントリーして、撮影、船に戻って、また群れに対してエントリーを繰り返すので、イルカの群れが撮れて良かったけど。
ということで、再度船を止めて、夕刻になるまでスノーケルをして遊ぶ。周囲には、イルカたちが泳ぎ続けていて、水中に入るといキューキューと忙しなく騒ぎ回る声が聞こえていた。
べた凪の状態は、さらに度合いを増して、180度見渡しても、まったくさざ波さえ見当たらない状態に。昨年も、6月の2週目はこんな風に、1日中べた凪の状態が1日中続いた日が何日かあった。
バブルリングをつくって、撮影したりして遊んだ。べた凪で、船の影があっきりと海底に写っていた。
6時半くらいに、船をスタートさせて、群れにアプローチ。前よりも、一緒に泳げるようになったので、7時30分過ぎまで、泳ぎ続ける。
この夜も、ナイトドルフィンができる状態だったけど、皆もう夜は泳がなくて良いということになった。
ゲストの一人、ヨウコちゃんが、明日誕生日ということで、ケーキとプレゼントを用意してバースデイパーティーを行なった。
僕が好きなストロベリーダイキリをスコットが作ってくれた。この日も朝3時まで数人のゲストが起きていて、談笑をしていた。
6月17日(木)
朝8時前に起床。サロンに起きてきていたのは、昨晩3時まで一緒に飲んでいた、深山さんだけだった。やはり皆かなり疲れているようだ。
昨日程ではないけど、海はほぼべた凪の状態が続いている。昨日よりは風が上がる予報ではあるけど、多少波があった方が、イルカたちが遊びモードになると思ったのだけど、この日も、べた凪。イルカたちは群れをなして、のんびりと泳いでいる。
写真を撮る僕としては、べた凪のバウライドや、水中での群れを撮影できるチャンスでもあるから、嬉しいけど、泳ぐには、一発勝負が多過ぎたかもしれない。
それでも、最後までコンディションは最高で、最終日最後の方ではイルカも遊びモードになっていた。
最後に南下しながら別のイルカを探している頃には、僕とハルさんがすでにバウでビールで乾杯を初めていたので、皆絶えられなくなり、ほぼ全員でバウに集まって、ビールやワインで乾杯をして終了した。
バウで飲むビールは実は自分は初めてだったのだけど、か〜な〜り、気持ちいい。これで、2週連続毎日イルカと泳いで終了、2009年の昨年も、5週間で毎日イルカと泳げているので、1クルーズ5日間イルカと泳げる日があるので、25日間+今年の10日間、それに、ちゃんと調べていないけど、2008年の遭遇状況をプラスすると、多分45日間くらい、連続でイルカと泳げていることになる。
凄いことだ。3週目も4週目もそのまま続くといいな。