INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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バハマ ドルフィンクルーズ

2007ドルフィンクルーズ、3週目 感動のフィナーレ

2007.06.23 / Author.

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3日目、今日も朝日が水平線から昇る。波も弱く、透明度以外のコンディションは悪くない。イルカも午前中から出てくれた。しかし、あまり遊びモードではない。午後もイルカ10頭くらいと泳ぐ。今日もナイトにチャレンジするが、イルカが来なくて終了。

4日目、朝からほとんどベタ凪状態。朝食後すぐにマダライルカたちと泳ぐ。とにかく今日は、ランチ休憩以外はほとんどイルカと泳ぎ続ける。ベタ凪でバウライドの撮影や、元気の良い子イルカたちのジャンプなど、船上からのイルカの撮影もかなり撮ることができた。
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こんなに1日中ベタ凪なのは、コンディションの良い今シーズンの3クルーズ中でも初めてのこと。でも、何故か透明度が上がってくれない。クルーのアンディーが、「東風のせいだろう」と言っていた。ランチ休憩中には、何人かが「フラワーを作りたい」というので、フラワー作りをしてみた。でもなかなか上手くいかないんだよね、これが。
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この日は、皆クタクタになるまで泳ぎ続けた。僕も3週目で、かなり疲労も溜まっている。しかし、今週は、プロのマッサージ師のカズちゃんが乗船していて、ほとんど毎日マッサージしてもらえたから、助かった。特に足裏マッサージは最高でした。カズちゃんどうもありがとう。
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ベタ凪の中でこの週2日目のナイトドルフィンスイミング。そして、移動中には、イルカたちがバウライドを行うのを皆で眺める。イルカが跳ねるたびに、夜光虫が光って、幻想的な雰囲気がなんともいえずロマンチックだったりするんだけど、僕は子供たちのスライドを見ていて、バウライドは見に行かなかった。
最終日、昨日とはうってかわって、北東風が強く吹き、波も高い。しかし、正午頃には透明度も上がって、午前中は移動中のイルカたちと何度か泳ぐ。数は最高で40頭近くになっていた。たまに遊んではくれるけど、基本的には移動。移動の合間合間に数頭が一緒に遊んでくれるという感じだった。
ランチ休憩後、「ロードオブザリング」を見終わる頃にボートを移動させて、再度イルカを探す。波は午前中よりもさらに高くなってきて、今シーズンの3クルーズ中では一番荒れた状況になった。トップデッキにいても、進行方向によっては水しぶきを被る。それでも泳げないような状況ではなかったので、イルカを探し続ける。
「最後にもう一度泳ぎたい」という皆の思いが通じたのか、午後6時30分過ぎに、イルカの群れに遭遇。イルカたちは、久しぶりの荒波に興奮しているかのように、サーフィンしたり、ジャンプしたりしてはしゃぎまくっていた。何人かが、エントリーすると、お腹をピンクにして興奮したイルカたちが、皆に密着してグルグルと泳ぎ続けるだけでなく、身体にさわってきたり、とにかくイルカも人も大興奮しながら、泳ぎ続ける。
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キャプテンのスコットが「最終日だから、7時までに終わらせるように」と言っていたのだけど、その様子をバウで見ていた僕は、トップデッキで操船するスコットと目配せして、「まだいいよね」と聞くと、スコットも「あれじゃしょうがないね」というように肩をすぼめてみせた。
大興奮の感動のフィナーレは、約1時間ほど続いて終了した。終了直前まで、皆クルクルとイルカたちと泳ぎ続けていた。泳いでいる間、空にはダブルレインボーがかかり、3週乗船していたアユバは、船にいる僕にも聞こえるくらいの大声で「スペシャルだ!」と叫んでイルカたちと泳ぎ続け、船に戻ってきたときにはすでに感動して泣いていた。泳ぎながら、途中で涙が止まらなくなっていたらしい。
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終了後、バックデッキで感動の記念撮影。虹とベタ凪とイルカを1枚の写真にして欲しいというマッサージ担当のカズ3の依頼で、こんな写真を急遽作ってみました。もちろん合成ですけどね。
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先ほど、3週目の参加者全員がホテルから空港へと向かいました。メンバーによって、本当に毎週違った雰囲気の船上生活。今回は、なんだか皆妙に幼児化(?)してたような感じだったけど。まあ、見ていて面白かったので、許します(笑)。無事日本に帰国したら、連絡くださいね。本当にお疲れ様でした。また日本で、あるいはバハマでお会いできることを楽しみにしています。
そして、僕はパナマシティーへの1000キロの道のりを一人でドライブ・・・。また別のイルカたちの撮影が待っている。

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