INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

Photographer Takaji Ochi Official Site INTOTHEBLUE水中写真家 越智隆治

Official SNS
Facebook
Twitter
Instagrum

Blog

SpecialTrip Blog
トンガ ホエールスイム

2010年トンガホエールスイム13日目、またまた「IKUMI」に再会

2010.08.25 / Author.

_MG_2911.jpg
8月23日(月)快晴、凪。
僕が、プロティウスのノンジャパニーズグループに乗船。トニーとエミさんは、ビザの更新のためと、3週目の日本人ゲストの出迎えのために陸に残る。
最初は、南のリーフへ。かなり穏やかな状態で、簡単にクジラが探せそうなのに、なかなかブローが見つからない。昨日は、親子についていたけど、皆水中では遭遇できなかったというから、今日は見せてあげないと。。。
かなり南まで行くと、やっといくつかのブローを発見。どれも若いシングルだった。泳げそうには無いけど、ブリーチングやペクトラルスラップなどを何度も見せてくれた。
2度程入水し、透明度も高かったので、全員が見ることができたものの、撮影できるほどの距離ではなかった。
結局どの個体も、泳げる感じでは無かったので、サブマリンロックの方へ向かう。まったくブローが見つからない。
サブマリンロックから、フンガ島の外洋側とチャネル内とどちらに進むか悩んでいて、クルーたちが、外洋側に行こうと言っていると、チャネル内で2つのブローを発見したので、そちらに向かった。しかし、何分待っても浮上して来ない。
諦めて、そのままチャネル内を北上していくと、小さな島の影で、カタマランのヨットがずっととまっているのが確認できた。普段はあまりヨットがとまっているような場所ではないので、しばらく様子を伺っていると、その目の前に親子が休んでいるのが確認できた。
クジラの親子が嫌がらない距離を保って停泊していたようだ。かなり落ち着いているように見えた。接近して静かにエントリーを試みる。最初はそれほど近寄らずに、見れる程度の距離でとまって、徐々に距離をつめてみたけど、十分に撮影できる距離まで来るまでに、移動を始めた。
皆には、もうしばらくは、同じようにゆっくり接近しようと告げた。同じような行動を繰り返すうちに、少しずつ慣れて来て,目の前で泳げるようになってきた。最後の方では,母親が海中で眠り、子クジラだけが浮上して来て,皆の回りを回ったりしてくれた。
_MG_2886.jpg
後で写真を確認したところ、20日にも遭遇していたIKUMIと名付けた親子だった。これで、この親子を確認したのは、17日、20日、23日の3日間。

RecentEntry

  • カテゴリーなし