INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

玄界灘・2日目の沖ノ島、3日目の小呂島 ドルフィンスイム!&クロマグロの群れ!すごいぞ、玄界灘!

2019.07.10 / Author.

盛りだくさん過ぎて、何があったかすぐには思い出せないくらいに充実した初日の玄界灘リサーチ。2日目も初日ほどでは無いけど、海のコンディションは悪くない。

2日目、1本目は「ジャンダルム」という沖ノ島から少し離れた、昨年開拓された隠れ根。キンギョハナダイの群れが半端ないという。「祇園」の3倍はいるということで、期待してエントリーした。根のトップが水深16Mにあるためエントリーしたら一気に根に向かってヘッドファーストで潜降した。

確かにキンギョハナダイの数が半端ない!しかし、この日、底は何故か水温低めの18度!流石に寒かった。

2本目は、「トライアングル」からの「ROCKS」という地形ポイント攻め

そして迎えるはランチタイムでのドルフィンリサーチ。この日はもう少し積極的にアプローチしてみた。追いかけずに、下に潜ってみると、イルカが興味を持って僕の周りを回転し始めた。

少し忙しないけど、泳げる!浮上すると皆に「これ泳げるよ」と伝えて、皆でエントリー。

ドルフィンスイムを堪能できた。この日はドルフィンスイムが得意なメンバーが多かったのも、ここまでできるようになった理由の一つだと思う。皆イルカを追いかけることをしないで、のんびり構えていたから、イルカたちも驚かずこちらに近づいてきたのだろう。

3本目は「インペリアル」でまたイサキウォール狙い。今回は、上から俯瞰しての撮影をテーマに皆が泳ぐ水深よりかなり浅めに待機して撮影を行なった。

3日目は、風が上がり沖ノ島まで行くのは困難なコンディション。そのため、小呂島に向かうことになった。こう書くと、沖ノ島に行けないから小呂島、みたいな印象を受けるが、サーディンランを撮影したのはこの小呂島でのこと。また、この小呂島でしか見れない海中景観もあり、何日も潜るのであれば、玄界灘のバリエーションの一つとして、重要な位置を占めている。

1本目に潜る予定だったのは、新しく開拓された「LEGO」ポイント。ポイント名の由来は、写真を見てもらえば一目瞭然。

そして、ここのテトラポッドなどに付着したソフトコーラルもなかなか美しい。

インターバルでは、海が荒れ気味なので、港の中で休憩。そして、今回最後のダイビングは、「サウスメイズ」で、アカオビハナダイの群れ狙い。このアカオビだけは、なかなか運に恵まれず、潜る度にいつもオカマしか撮影できていない。今度こそは、と気合いを入れてポイントに向かった

しかし、ポイントにエントリーする直前に「ナブラです!凄い!」と松本船長からの叫び声が。有無も言わさずエントリー体制に入っていた僕らを乗せたクルーザーは、ナブラに向かって猛スピードで移動を始めた。

ダイビング機材を背負ったまま、エントリーし、ナブラへと向かう。海が荒れていて、どちらに向かえば良いか水面からでは判断できないときに船を振り返ると、ゲストの一人が常に方向を指示してくれていたので、助かった。

突如目の前に魚の群れが現れて、取り囲まれた。しかし、これはカツオではなく、マグロだ!「もしかして、クロマグロ?」10月にこのクロマグロ狙いでスペシャルトリップを企画していたわけだが、まさか今回このクロマグロの群れに遭遇できるとは思っていなかった。

ゲストも大興奮で撮影を行なった。

3日間とも、これほど充実した内容の濃いダイビングもなかなか珍しいかもしれない。

これは、3日目の参加者の集合写真(2日目は撮影するの忘れてしまいました)

アフターダイブは、毎回来てるシガーバー「海掘」さんと老舗のお寿司屋さん「彦寿司」で博多の夜を堪能

SUNS DIVE ディスカバリークルーズ+INTO THE BLUE スペシャルトリップ 玄界灘 第一弾
「クロマグロの群れを追え!」
10月3(木),4(金),5(土),6(日)日の4日間で、玄界灘でクロマグロの群れを狙います。
すでに、5日と6日の二日間は満席ですが、平日の3日と4日はまだ空席があります。
ご興味のある方は、SUNS DIVEINTO THE BLUEにお問い合わせください。

SUNS DIVEの木村さん、STINGRAY船長 松本さん、毎回ありがとうございます。また次回もよろしくお願いします。ゲストの方もお疲れ様でした〜。

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