INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

マイアミビーチでの矛盾したCOVID19対策。警官のはにかみ笑いで、ちょっと怒りが収まった話

2020.03.25 / Author.

先週、マイアミに滞在していた時のこと、学生たちのスプリングブレークが始まり、マイアミビーチ南部は、エネルギーを持て余した、特に黒人の若者たちで溢れかえり、大騒ぎになっていた。コロナ感染者がいたら、あっという間に蔓延しそうな状況だった。道路には、柵が設置され、車が駐車できないようにされて、交差点という交差点には、ポリスが張り付き、ビーチへ向かう車の往来は、数ブロック先から全てシャットダウン。歩いてビーチに行き、公園を抜けて、海岸へ出ようとしたところで、厳しい顔をした警官に、「海岸は閉鎖されているから行ってはいけない」と制止された。その反対側の、ビーチストリートでは、海岸から締め出された若者たちが、レストランやバーに群がり、見た感じ、より密接に群がって、暴れ回っているように見えるのだが・・・。正直、少し怖いくらい。

その警官に、「これって、何の規制ですか?この時期、スプリングブレークで暴走する若者に対して毎年恒例なの?」と質問すると、「いや、コロナ対策・・・」と厳しい顔をしていた、警官が、ちょっと済まなそうに答えてくれた。「え、海岸だけシャットダウン?で、そのシャットダウンされちゃった若者たちは、あそこに、群がってるってこと?意味なくない?」と若者の群衆を指差しながら呆れて言うと、「僕もそう思うよ、でもそう指示が出てるから・・・すみません」とはにかみ笑いを見せた。

最初は、ムッとしたけど、彼も矛盾を感じながら仕事してるのを感じて、気持ちが落ち着いた。

ビーチを閉め出された、黒人の女性やちは、肌の露出がすごい水着を着たまま、街中を占拠していた。正直目のやり場に困るくらい。コロナでなくても、毎年この時期はこんななのかな?
一人で、葉巻吸っていたちょっと離れたホテルのバーにも、続々と若者が押しかけてきていた。

この頃は、まだアメリカの感染者数が、400人くらいで、日本の感染者数を抜いたとか言われていたのに、今や、感染者は4万人を超えている。フロリダでもCOVID19の感染者は急激に増加したみたい。なので、帰国後、しばらくは自主的に人との接触をしないように自宅待機している。

IMG_5758

上は動画です。全部酔っ払ってiphoneで撮影してるから、どうってことない動画だけど。

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