INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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来年のホエールスイムは世界自然遺産に登録された奄美大島、徳之島で!プラス沖縄本島でも開催

2021.10.12 / Author.

コロナでトンガに行けなくなってからは、国内で船をチャーターしてのInto the blueのホエールスイムを開催している。奄美大島はコロナ以前から開催していたが、2021年には奄美大島の南にある徳之島でも開催し、2022年も船をチャーターしての開催が決定していて、すでにかなりの方にお申込み頂いている。

奄美大島も、2021年に引き続き、2022年も南部の古仁屋からの出港で1月と3月に開催が決定している。

奄美大島が1月28日(金)から2月2日(水)までと、3月4日(金)から3月9日(水)の2回

徳之島が3月11日(金)の午後から3月18日(金)の午前まで

 

奄美と徳之島のホエールスイムの違いを説明すると

奄美はホエールスイムを開催するダイビングショップが数軒あり、それぞれの船の船長同士が仲が良く、見つけたクジラを譲り合いで他の船にも見せてくれる環境が整っている。自分だけでなく、奄美のクジラに会いに来た人には、皆平等に見せてあげたいという感じだろうか。なので、どちらかと言うとチームワークでクジラを見つけて、良いクジラがいたら、皆で分かち合うといった感じ。船をチャーターしている立場としては、会社同士が仲の良いところを垣間見れるので、安心できる。

また、奄美大島南部は、大島瀬戸もあり、いくつかの島や岩礁が入り組んでいる。島の風裏に回り込めるために、多少風が強くても、捜索に出られるという点も大きなメリットになっている。

一方徳之島は、島にホエールスイムを行う船は一隻だけなので、捜索はその一隻。しかし、頼もしい助っ人もいて、島に住んでいるクジラ好きの仲間から、「ここの目の前にクジラいるよ」と連絡をもらえることも。そして、良いクジラに当たれば、一隻なので、独占状態で泳ぐことができる点。

地形的には、風には奄美ほど強くは無いが、クジラがかなり島に近いエリアを移動するので、穏やかな海域に入ってくれたりしたら、しばらく泳ぐことができる。出港する港の目の前でクジラと遭遇することも結構ある。また、徳之島のショップも、奄美本島の船長さんたちの連絡グループに入っているので、南下、あるいは北上するクジラの情報も交換しあっている。

この度世界自然遺産に登録されたのは、島の陸の部分だけで、海は入っていないので、ホエールスイムに来る時に、陸の観光をして新しい世界遺産に認定された奄美や徳之島の自然を巡ってみるのも良いかもしれない。この奄美、徳之島、沖縄本島北部、そして西表が世界自然遺産登録されて、日本の世界自然遺産登録地は5つになった。え?もっと多くない?富士山とか玄界灘の沖ノ島とか・・と思う方もいるかもしれないが、あちらは全て、世界文化遺産であって、自然遺産ではない。自然遺産の方が登録されるのが難しいそうで、国内では今回の奄美、徳之島、沖縄本島北部、西表が、最後の自然遺産登録地になるのではと言われている。

これまでの世界自然遺産登録地は、知床、白神山地、屋久島、小笠原。

 

那覇でのホエールスイムも開催

2022年は奄美、徳之島だけでなく、那覇でもホエールスイムを開催してみることにした。どちらかと言うとまだまだホエールウォッチングがメインのイメージが強いが、最近ではホエールスイムが行われるようになってきている。

開催日程は3月19日(土)から3月20日(日)の二日間。

2022年のInto the blueが開催する奄美、徳之島、那覇での船をチャーターしてのホエールスイムスケジュール

トンガで17年間、クジラの撮影を行いながら、現地でのスイムガイド(トンガ政府公認のガイド資格を保有)を行ってきた経験の越智隆治が同乗し、クジラのことをお話したりします。またクジラ撮影の方法なども、興味があったら気軽に聞いてください。

1月28日(金)から2月2日(水)奄美大島・古仁屋

3月4日(金)から3月9日(水)奄美大島・古仁屋

3月11日(金)の午後から3月18日(金)の午前まで 徳之島

3月19日(土)と3月20日(日)那覇

◆ご興味のある方はこちらよりお問い合わせください。
https://takaji-ochi.com/reservation/

 

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