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メキシコ・ストライプドマーリンとセールフィッシの違い メキシコ・ストライプドマーリンスイム1

2022.05.09 / Author.

2022年11月、12月開催のメキシコストライプドマーリンスイムのスケジュール

一先ず、2022年のストライプドマーリンスイムのスケジュールはこちらです。

2022年11月10日(木)〜11月20日(日)日本発着

2022年11月17日(木)〜11月27日(日)日本発着

2022年11月24日(木)〜12月4日(日)日本発着

2022年12月1日(木)〜12月11日(日)日本発着

2022年12月8日(木)〜12月18日(日)日本発着

メキシコ滞在最終日、PCR検査の結果待ちの日がありますので、その必要が無くなっていれば、土曜日に帰国可能です。

お問い合わせは、以下のURLをクリックして、お申込みフォームからお願いいたします。

https://takaji-ochi.com

コロナ禍になり、しばらく海外に出れない日が続く中で、久しぶりに訪れたのが、2021 年11月、メキシコのバハカリフォルニア半島(Baja Peninsula)。2018年に会った事もない、現地メキシコ人オペレーターから突然SNSで連絡をもらって、しばらくメッセージのやり取りをした後、ここのストライプドマーリン(Striped Marlin)の遭遇確率は100%!と豪語する彼の説得の言葉を信じて、リサーチで訪れたのが、2018年の11月。その言葉通り、外洋に出れた日の遭遇率は100% !!しかも、毎日イワシやサバのベイトボールにアタックを仕掛ける、捕食シーンを目撃しました。

翌年は、現地集合のスペシャルトリップを5週間開催し、やはり天候が悪くて外洋に出れない日以外は、毎日ストライプドマーリンの捕食シーン、しかも泳がずに、水面に止まって観察、撮影ができる状態が毎日確認できました。泳がないどころか、こちらが引きながら撮影しないと、ベイトボールが私たちの体の下に入り込み、救いを求めて来ます。あまり近すぎても、ストライプドマーリンたちが警戒して、捕食をストップしていなくなってしまうので、適度な距離を保つために、こちらが引きながら捕食シーンを見守るという、他ではちょっと考えられない行動を取る必要があります。

セールフィッシュの集団捕食から、ストライプドマーリンの集団捕食へ

2011年から2017年の7年間は、メキシコのユカンタン半島のカンクン沖にあるムヘーレス島(Isla Mujeres)に滞在して、セールフィッシュ(Sailfish:バショウカジキ)の集団捕食シーンを撮影していました。遭遇率は決して良くは無く、開催していた7年間の統計では、70%弱。しかも、最初に訪れた2011年をピークに、個体数は年々減少傾向。最初の年から2年ほどは、1つのベイトボールに50匹から100匹はいたセールフィッシュも、2016年、2017年には、数匹、多くても30匹くらいの規模しか目撃できないようになり、時には、1匹しか確認できない時も・・・。もちろん、普通に考えたら1匹でも感動するセールフィッシュとの海中遭遇なのですが。

もう、来年はスペシャルトリップ開催も無理かな、と思っていた矢先に、前述した、ストライプドマーリンのリサーチをしていて、高確率で泳げるという情報を、今も一緒に仕事をしている、メキシコ人のクリスから突然連絡をもらいました。

2018年、2019年の5週間、そしてコロナで動けなかった、2020年をスキップして、2021年、去年の11月に2週間訪れましたが、合計8週間の滞在で、悪天候で外洋に出れなかった日以外で、ストライプドマーリンの捕食を探しに行った日で、捕食シーンに遭遇できなかった日は、1日もありません。つまり、遭遇率100%!を3年間続けているのです。信じられますか?

2021年はストライプマーリンの個体数も増加傾向

昨年訪れた時には、ストライプドマーリンの個体数も過去2年間より、確実に増えていて、1つのベイトボールに、50匹以上が群れているグループに何度も遭遇しました。ピーク時のユカタン半島で見られたセールフィッシュのピーク時のような印象です。2年前は多くても、30匹くらいで、警戒心も強かったストライプドマーリンたち、やはり多勢に無勢なのか、全然、臆することなく、目の前まで捕食を繰り広げることが多くなりました。

もう、ストライプドマーリンのみならず、私たちもアドレナリン出まくりの大興奮状態です。何せ、目の前で捕食ってだけでなく、イワシを追いかけて、身体にぶつかって来ることも!

ここで懸念していた事が二つ・・・

まず、刺されないのか?ということ。過去この年まで、セールフィッシュスイムを7年、ストライプドマーリンスイムを2年行ってきて、「刺された人は過去に一人もいない!」と関係者が口を揃えて言う言葉を、呪文のように唱えながら捕食に突っ込んでいく日々を送っていましたが、とうとう、その迷信が、覆される日が!

自分たちのグループではなく、アメリカ人が刺された!という情報が入ってきて、一瞬騒然となりました。やっぱ刺されるよな・・・。そう思っていたら、刺された人の画像が現地オペレーターのクリスに送られてきて、見てみると、全身にTATOOを入れたその厳つそうな人は、嬉しそうに満面の笑みを浮かべて、刺された患部を見せていました。尖った吻は、彼の肩に10cmほど突き刺さったそうです。

しかし、嬉しそうだ・・・。

確かに、セールフィッシュは、長い腹びれと巨大な背びれで、細かい方向転換ができるような動きをするので、なんとなく安心感があったけど、ストライプドマーリンは、それができないと言うか、猪突猛進というか・・・正直、危なさを感じます。

そして、もう一つ目の懸念

ユカタン半島で見られていたセールフィッシュは、元々、2000年より前は全くいなかったそうです。それが、2000年から徐々に増え出し、2006年くらいに、BBCが取材し、2009年くらいから、大物系の海洋生物のツアーと撮影では、世界的に有名なAmos Nachoum氏が、セールフィッシュのツアーを組むようになって、世界的に知られるようになりました。私が初めて訪れた2011年はまさに絶頂期の後半に差し掛かっていた頃だったのでしょう。2013年頃までは、調子がよかったのですが、2015年くらいから個体数が減りだし、最後に訪れた2017年は前述した通りです。

餌となるイワシの個体数が減ったのか、何が原因なのかは不明です。

 

2021年はリサーチも進み、シャチなど他の生物との遭遇率も高くなる!

とは言え、リサーチ直後よりも、色々なデータも集まり、ストライプドマーリン以外に生き物も探して泳げる確率も上がってきました。

その話は、また次にのブログに書こうと思います。

2022年11月、12月開催のメキシコストライプドマーリンスイムのスケジュール

一先ず、2022年のストライプドマーリンスイムのスケジュールはこちらです。

2022年11月10日(木)〜11月20日(日)日本発着 空席1

2022年11月17日(木)〜11月27日(日)日本発着  空席2(船を2隻出します)

2022年11月24日(木)〜12月4日(日)日本発着    満席キャンセル待ち

2022年12月1日(木)〜12月11日(日)日本発着 満席キャンセル待ち

2022年12月8日(木)〜12月18日(日)日本発着 空席1

メキシコ滞在最終日、PCR検査の結果待ちの日がありますので、その必要が無くなっていれば、土曜日に帰国可能です。

お問い合わせは、以下のURLをクリックしてお問い合わせフォームよりお願いいたします。

https://takaji-ochi.com

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