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Photographers Diary

ストライプドマーリン以外に見れる海洋生物 メキシコ・ストライプドマーリンスイム2

2022.05.09 / Author.

2022年11月、12月開催のメキシコストライプドマーリンスイムのスケジュール

一先ず、2022年のストライプドマーリンスイムのスケジュールはこちらです。

2022年11月10日(木)〜11月20日(日)日本発着

2022年11月17日(木)〜11月27日(日)日本発着

2022年11月24日(木)〜12月4日(日)日本発着

2022年12月1日(木)〜12月11日(日)日本発着

2022年12月8日(木)〜12月18日(日)日本発着

メキシコ滞在最終日、PCR検査の結果待ちの日がありますので、その必要が無くなっていれば、土曜日に帰国可能です。

お問い合わせは、以下のURLをクリックして、お申込みフォームからお願いいたします。

https://takaji-ochi.com

前編で、ストライプドマーリンの捕食シーン遭遇率は100%と書い書きましたが、これは本当のことで、全く偽りがありません。もちろん、悪天候で外洋に出れない日と、他の海洋生物を狙う日は別なのですが。

ストライプドマーリンスイム以外の海洋生物って?

それでは、ストライプドマーリン以外の海洋生物で、見れる可能性の高い生物から紹介していきます。

まずは、

カリフォルニアアシカ(California Sealion): 最初は、島からかなり離れた外洋で、プカプカ浮いているのを見て、何がいるんだ!と思ったのですが、その多くがこのカリフォルニアアシカたち。普段、島や岩礁などのコロニーで寝そべっていたり、岸近くを泳ぐ姿しか見ていなかったので、多少違和感を感じましたが、まあ確かに、彼らも何かを食べないといけないわけです。

そう、このアシカたちも、ストライプドマーリン同様に、イワシやサバのベイトボールを狙って、外洋に出てきているのです。遭遇率としては、湾内でも見れるので、ストライプドマーリン以上に高いです。

アシカもイワシを狙いますが、邪魔なストライプドマーリンを追いかけ回しているのをよく見かけます。生態系ピラミッドから考えると、確実にアシカの方が上に見えます。

シイラ(Mahi mahi): マヒマヒも、ベイトボールの捕食で良く見かける魚の一種です。捕食色を出して、身体が黄色と、黒のストライプ状になっている姿はなかなかカッコ良いです。写真は、イワシを捕食した瞬間のマヒマヒです。

スマガツオ(Bonito)の群れ: この魚たちが集団でベイトボールにアタックを仕掛けるシーンは、まるで高速で回転する洗濯機の浴槽の中に飲み込まれたみたい。目撃するチャンスが少ないだけに、興奮の度合いは、ストライプドマーリンを上回ります。最後にイワシを食べ尽くす激しいシーンと、その後に霧散するイワシの鱗と静寂のギャップがとても印象的です。

バショウカジキ(Sailfish): ユカタン半島では、定番だったセールフィッシュですが、こちらでは、そんなに見れないので、ストライプドマーリンに混じって、一緒に捕食を始めると、1個体でも、狙いたくなります。

ニタリクジラ(Bride`s whale): テールを上げない地味なクジラで、シャイなので、水中ではなかなか見れないのですが、捕食の瞬間に遭遇出来たら、圧巻です。

ザトウクジラ(Humpback Whale):この時期は、北の海から子育てや出産、交尾のために、彼らがバハカリフォルニア半島を南下していくタイミングでもあり、良く遭遇します。ストライプドマーリンの捕食海域よりも、島の近くを移動するため、ストライプドマーリンスイムの帰りに探すことも多いです。日本の奄美や徳之島でホエールスイムをしていて、違う印象を受けるのは、南下するクジラが集団を形成している場合が多いということ。バラバラでなく、集団で南下してくシーンをとても良く見かけます。これは、この海域でシャチが見られるので、それを警戒してなのかもしれないと勝手な憶測をしています。透明度の悪いエリアが多いのですが、良い海域で遭遇できた時には、集団で泳ぐ写真のようなシーンが撮影できるチャンスがあります。

カマイルカ(White sided dolphin): 昨年初めて遭遇しましたが、どうやら思っていたよりもフレンドリーなようで、一緒に泳ぐことができます。クジラの南下数るルートと生息する海域が被るので、昨年は、カマイルカとザトウクジラが一緒に泳ぐシーンにも遭遇しました。

シャチ(Orca): 2019 年と、2021年に遭遇し、水中での撮影にも成功しました。5~6月頃には、コルテス海で群れを形成するモブラを捕食しているシャチに遭遇することもあります。太平洋側にいるシャチは、イルカなども捕食しているようです。決して遭遇確率は高くなく、運がよければというのが前提になりますが、シーズン中、毎年数回の目撃情報があります。

この他にも、モブラの群れ、シロナガスクジラ、ヨシキリザメ、マンボウ、バンドウイルカなど、多くの海洋生物との遭遇事例があります。

前述した、他の海洋生物を探す場合に、ストライプドマーリンの捕食海域まで行かないと伝えましたが、上記したように、多くの海洋生物との遭遇のチャンスがあるため、最終日は、ストライプドマーリンではなくて、クジラを見たいという事で意見が一致すれば、沿岸で1日中クジラを探すこともあります。

また、外洋に出れない日やラパスに戻らなければいけない最終日は、湾内でマングローブ探索や、ペリカンのコロニーでの撮影をすることもあります。

 

2022年11月、12月開催のメキシコストライプドマーリンスイムのスケジュール

一先ず、2022年のストライプドマーリンスイムのスケジュールはこちらです。

2022年11月10日(木)〜11月20日(日)日本発着

2022年11月17日(木)〜11月27日(日)日本発着

2022年11月24日(木)〜12月4日(日)日本発着

2022年12月1日(木)〜12月11日(日)日本発着

2022年12月8日(木)〜12月18日(日)日本発着

メキシコ滞在最終日、PCR検査の結果待ちの日がありますので、その必要が無くなっていれば、土曜日に帰国可能です。

お問い合わせは、以下のURLをクリックして、お申込みフォームからお願いいたします。

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