INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

2006年ペリリュー取材5日目 シャチ出現!?

2006.02.13 / Author.


今日、8人のゲストが島を離れ、新たに3人が合流。今回の8人のゲストの方々は大阪のアクア21というダイビングショップのショップツアーで潜りに来ていた。皆さん気さくで、海友にもとても親切にしてもらった。どうもありがとうございました。また海でお会いできるといいですね~。

今日は3本、しっかり潜ってきた。あれ、良く考えたら今回のロケで1日3本潜ったのは初めてだ。びっくり。気合い入ってないな~。初日にロウニアジの群れ撮れちゃいましたからね。で、潜ったのは、ゲドブスウォール、タートルコーブ、そしてペリリューカット。ペリリューカットはバラフエダイの群れ狙い。毎月半月から満月までの1週間におそらく繁殖行動のために巨大な群れを作るのが見られる。その数約6000匹!垂直に深海まで続くペリリューの壁のブルーウォーター側に巨大な黒い固まりとなって浮いているバラフエダイの群れは圧巻。おまけに、このダイビングではブルーマーリンも目撃(見れたのは僕だけけだけど)。写真は残念ながらシルエットのみだったが、十分迫力があった。
写真はペリリューカットエントリー前にコーナー付近で発見したオキゴンドウの群れ。最初遠目に見た時は背びれが異様に長かったので、間違いなくシャチだと思って接近したのだが、一度その背びれを見失い、また別のグループを追跡すると、その群れはオキゴンドウだった。とりあえず、スキンで水中に入ってオキゴンドウを撮影。おそらくばらけてあちこちに広がっていたので、数は50頭はいたのではないかと推測される。何かを捕食しているような行動も見れたが、撮影には至らなかった。でも、今だに疑問に残っているのは、あれだけ遠目に見て背びれがはっきり見えたのは絶対シャチだと思ったんだけどな~。今までも別の海で何回かシャチを見てるけど、あの背びれだけは他の鯨類と混同することはなかったので。ちなみに秋野さんの話によれば、パラオでも5年周期くらいでシャチが目撃されているのだそうだ。
僕が潜っている間、ミナと海友は帰国するゲストの人たちと島内観光。ノースドックで皆を見送った後、南のキャンベックの港に移動。日曜日で島の人たちが沢山ピクニックに来た。子供たちも沢山いて、海友を見ると皆が興味を持って遊んでくれた。

最初は服来てた海友も、全裸になってしまって、おおはしゃぎ。でも皆から「服着てる時は女の子かと思ってたら、オチンチンが付いててびっくりした」と笑われていた。あんなに激しく暴れてるのにね~。で、おにいちゃん、おねえちゃんたちが桟橋から海に飛び込むのを見て、「パパ、ジャンプしる~、海友もパパとジャンプしる~!」としがみついて来た。桟橋から水面まではかなり距離がるのに、よっぽど皆がジャンプしてるのが楽しそうに見えたのだろう。でも、その高さから海友を抱えて海に飛び込むのはちょっと不安だったので、ボートに移動してそこから海に飛び込んだら、海友は悲鳴を上げて狂喜乱舞。何度も「ジャンプしる~」と催促された。その後、まだダイビングしなければいけなかったのに、疲れた。
ステーションに戻ってからも服は着ようとせず、ワゴン車の洗車をするランダを手伝ってはしゃぎまくっていた。楽しそうなのはいいのだけど、日焼けがすごいし、体中、虫に刺されまくってる。大丈夫かな~。

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