INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

2006年ヤップ取材7日目 往生際の悪い奴ら

2006.02.22 / Author.


今日は1本目は西の外洋のバーティゴというポイントに潜った。にごにごのミルチャネルと違ってやはり外洋は透明度が高くで気持良い。マクロの苦手なガイドの大介君が、アケボノハゼはあるけど、まだヤップでヘルフリッチを見たことがないというので、「じゃあ僕は探してみる」と深場へ

水深44Mにいたいた。しかもペア。潜った場所が44Mから急なドロップオフからスロープになっている場所だったので、もっと浅い場所からスロープになっていればもっと浅い場所にいるのではないかと思う。
2本目は往生際悪くミルチャネルへ。透明度は最悪。マンタも2匹しか見れなかった。
そして、また今日もゴフヌチャネルへ。昨日以上の流れの中、今日は大介君と、さやかちゃんと3人でクリーニングステーションへ。姿は見えないな~と3人で顔を見合わせてふとクリーニングステーションを見上げると、そこに突然そこにテレポーテーションしてきたかのようにマンタが!あまりの突然の事に吹き出してしまった。その後2匹のマンタが、現れ、延々と目の前でクリーニングされ続けていた。流れが早いので、僕が接近することにいちいちかまっていられないのか、まったく動じてなかった様子。
そこでさやかちゃんと二人で撮影をしている間に、大介君はさらに外洋側に様子を見に行った。流れはさらに外洋に向って激しく、複雑になっていたそうだが、7匹のマンタに巻かれたそうだ。しかし、撮影機材を持ってそこまで行けるかどうかが問題。明日、ラストダイブをゴフヌにかけてみようと思っている。

強い流れに逆いながらクリーニングするマンタ

海友は相変わらず、色んな人に遊んでもらっていて、どんどんワイルドになって行く。はたして日本に帰ってからちゃんと生活できるのか不安だ。

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