INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

ダイビング、キャンセルなんかするから見れないんじゃん! 2007西オーストラリア

2007.01.11 / Author.


1月7日
結局ほとんど寝れずに朝を迎える。8時にバスが僕らをピックアップしにきた。バッパーに移動して、朝食。パンかシリアルの簡単な軽食。9時前に出発。しかも、ダイビングポイントのラッキーベイまでの道のりでも、道路に水があふれ出し、道が陥没している場所もあるので、遠回りしなければいけないという。

700キロは無いものの、かなり遠回りして、それでもまだ濁流に道が寸断されている場所が数箇所。道の端は濁流のせいで、削れてしまっていた。そんなポイントを通過して、ラッキーベイへ。何がラッキーベイなのか・・・。しかし、言わせてもらうが、ここには今まで3回訪れているが、こんなにコンディションが悪かったのは初めてのことである。
曇っているため、あの白砂の美しいビーチのイメージは半減。透明度も悪そうだった。いつものようにセッティングしてビーチからエントリー。案の定、透明度最悪。それでも、海藻の清涼感のあるイメージは以前と変わらない。しかし、バディーとちょっと離れると見えなくなってしまう。水温は19度。5ミリのセミドライにフードベストで、なんとか持ちこたえた。

途中、ウィーディーシードラゴンを7匹ほど発見。その半分は卵持ちだった。ダイブタイムは80分。
1本目はリーフィーに会えず終い。到着にも22時間もかかり、おまけに透明度も最悪でリーフィーに会えないなんて、しゃれにならない。2本目に期待。しかし、疲れていた、チエさんと聖美ちゃんは、「寒い」と言ってキャンセル。まじかよ。。。

他の皆は2本目もエントリー。で、アシスタントのユカさんがリーフィーを発見。最後尾でタンクを鳴らすも、それに気づいたのは、先頭にいた僕と最後尾にいたイタリア人のティッチアーニだけ。結局そのダイビングでもリーフィーを見て撮影できたのは、その2人だけ。ということで、僕はかなりの時間をかけて、リーフィーを撮影した。その個体を撮影直後にもさらにもう1匹リーフィーシードラゴンを発見。他の人は見れなかった。そして、エキジット直前にガイドのコリンが、リーフィーよりレアなゴブリンフィッシュも発見してくれた。超ラッキー。これでゴブリンフィッシュに遭遇すたのは2度目のことだ。
明日は二人にもみてもらわないと。夜は皆とは別に、コリンに進められたチャイニーズレストラン、ゴールデンオリエンタルに食べに行く。あまり美味しくなかった。しかも4品頼んで金額はドリンク類と合わせて95ドルくらい。サービスチャージも含めて110ドルはちょっと高い。とにかく、物価が割高な印象がある。大丈夫かな。
その日はそれで就寝。というか、バッテリーチャージなどしなければいけないので、寝てもいられないのだけど。明日はまた撮影頑張らなければ。
それにしても、動物運は継続して良いと思うのだけど、どうも昨年当りから、「何が起こるかわからないから旅なんだ」というような出来事を皆に期待され過ぎるせいか、とにかく道中に何か起こることが多い。まあ死んでるわけじゃないから、いいんだけどさ。それに、確かに普通に過ぎてしまったら、はっきり言って、ブログに書くことといったら、「あそきに着きました、あそこに潜りました、あれ見ました、良かった~」で終わるので、面白くないからいいんだけど。
撮影機材:Canon EOS 5D + 100mm macro + SEA&SEA DX-5D + YS110 x 2

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