INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

2022年Into the Blueメキシコ・ストライプドマーリンスイムWeek3シャチに遭遇!

2023.04.12 / Author.

2023年度は以下のスケジュールで開催を予定しています。

すでに満席の週もありますが、ご興味のある方はお問い合わせください。

https://takaji-ochi.com/reservation/

■Week1
2023年11月10日(金)から11月19日(日)

■Week2
2023年11月17日(金)から11月26日(日)

■Week3
2023年11月24日(金)から12月3日(日)

■Week4
2023年12月1日(金)から12月10日(日)

Into the blue メキシコ ストライプドマーリンスイムWeek3 day1 沢山の鳥山が!

快晴、空気が乾燥していて、マスクとポートがすぐに乾きすぎて、塩がグラス面を覆って見えなくなるので、頻繁に海水で洗い流さないといけない。透明度も、水温も上がり、遠くにいたカジキが徐々に戻り始めた。鳥山もあちこちで上がり、一日中出たり入ったり。止まっているベイトボールも何度も遭遇した

一つのベイトボールに、20匹以上のカジキが付いていることもあり、このまま最終週まで良いことを願うのみです。

Week3 day2 海中はストライプドマーリンだらけ!

どこ潜ってもストライプドマーリンがうじゃうじゃいる。水温も戻り、カジキの主力グループが完全に戻ってきたみたいだ。

大きな鳥山を探す必要も無く、ベイトボールがあちこちにある。止めるまでには時間がかかるものの、エントリーして泳いでは上がり、またエントリーして泳いでは上がりを何度も繰り返した。あまりに沢山いるので、ゲストの1人が、「カジキってこんなにいるもんなんですね」とぼそりと一言。

カジキの捕食の群れを止まらせることもできたし、スマガツオとアシカの止まってる捕食も泳げた。

透明度も水温も確実に上がってきている。

泊まってるホテルからの夕焼けも毎日美しい。

明日でやっと折り返し。

Week3 day3 day4 生まれたばかりの小クジラ親子、そしてシャチに遭遇!

今年もシャチの群れに遭遇!

朝、ストライプドマーリンの捕食エリアに向かう途中、ほとんど動かないザトウクジラの親子に遭遇。子クジラは、数時間前に生まれたばかりでは?と思うくらいに小さい。背びれは折れ曲がったままだし、身体には数本の胎児線が残ってる。それになにより、まだ沈めないみたいだ。母親がやたら、身体の皮が剥けているのも、出産直後だからなのかもしれない。

とりあえず、確認だけして、そっとしておこうということになり、カジキの方に向かう。最初にエントリーした群れは、20匹くらいで、まだ止まってはいないけど、粘れば止まりそうだったので、何度かエントリーしようとしたら、近くに最近見慣れた背びれが…。

「オルカ!オルカ!」と興奮気味にキャプテンや皆に伝える。そのあとは、ストライプドマーリンは、そっちのけでオルカの群れにアプローチ。コンディションも良くて、静かにアプローチできたので、2時間程並走して、何度も何度も入水して、毎回撮影を行った。

時に、モブラやマンボウを口に咥えて泳いでいることもあり、子供のオルカが、ちゃんと咥えられないと、母親らしき個体が、ほら、ちゃんと咥えなさいよ、誰かに取られちゃうわよ、と促しているようなシーンも見受けられた。

大きなオスはいなかったけど、群れの中には、長男みたいな、お兄ちゃんらしきオスのオルカもいて、妹たちと、餌を分けあったりしながら泳でいることも。

産まれたばかりの子クジラも感動したけど、今回のオルカの群れも感動した。少し不安だったのは、同じ海域なので、オルカたちが、あの親子に遭遇してしまわないかということ。

ストライプドマーリンスイムでは、3年連続でオルカの群れに遭遇している。そんなに会えるのか?と思うかもしれないけど、シーズン中にオルカと泳げるのは、2〜3回で、今シーズンはこれが初めてなので、かなりオルカ運が良いと思います。

day4は、カジキの出具合は微妙だったけど、最後に止まってるいる群れに遭遇して、30分くらい泳いだ。

Week3 day5 砂丘のコヨーテ

Week3最終日は、風も強いので、無理にカジキ狙いしないで予定通り湾内でのペリカンフィーディングやマングローブ、砂丘散策。

特にここの広大な砂丘の砂紋が好きで、コンディションが良いと毎回時間をかけて撮影をする。1人砂丘の中を歩いて、無音の世界に浸る。

唯一探す生き物は、コヨーテ。砂丘には転々と新し気な足跡があるのだけど、なかなか遭遇することは無い。しかし、今回は、海だけでなく、陸上でも幸運は続いた。ボートでマングローブを移動中、砂丘の丘の上に2匹のコヨーテの姿を発見した。

ほとんどの人は、少し離れていることもあり、下船しなかったが、ブラジル人のマルセロとコスタリカ人のジョナサンと僕の3人だけ、ボートから飛び降りて、コヨーテが姿を消した丘まで何故かダッシュ!サンダルが砂にのめり込み、バランスが崩れる。マルセロは、途中でサンダルを脱ぎ捨てた。これ、走る必要あるのか?と若干疑問に思いながらも、離されたら絶対撮影できないと思い、2人について行く。

僕は、何踏んじゃうかわからないから、サンダルを履いたまま、さらにダッシュを続けて、やっと2匹の姿をとらえた!と思ったら足が砂に取られて横転。カメラを守りながら、両肘付いて、前のめりに倒れ込んだ。57になって、砂地でダッシュして横転かよ、小学生か、これ…とか、誰も見てないのに、ちょっと照れた。だけど、まあWeek1が終わって、ラパス戻ったときには、メズカル、ショットで飲みすぎて吐いたな、そう言えば50代にもなって、そんな吐くほど飲む人いないですよ、と皆に言われたけど、最近は九州行くとかなりの確率で酔って吐いてるな…。

とそんなのどうでも良い余談なんだけど、小学生みたいに横転するほど頑張った結果、目の前で撮影することが出来ましたとさ。撮影した帰りは、3人ともハアハア言ってました。

Into the blue Mexico striped marlin swim Week3のメンバーとWeek4のメンバー合流(帰っちゃった人もいるけど)

Week3では、誕生日の日程で初めてストライプドマーリンスイムに参加してくれたゲストが、毎年2%の遭遇確率のシャチの群れに遭遇。

誕生日のお祝いの写真も撮影できました。おめでとうございます。

そして、この写真をTシャツにしてプレゼントしました。何かお祝い事がある時は、事前にお知らせくださいね。

もう一つの水中写真は、ゲストに撮影してもらった、シャチ撮影中の自分です。

今週は、この2%の遭遇確率を破ることができるのか?

2023年度は以下のスケジュールで開催を予定しています

すでに満席の週もありますが、ご興味のある方はお問い合わせください。

https://takaji-ochi.com/reservation/

■Week1
2023年11月10日(金)から11月19日(日)

■Week2
2023年11月17日(金)から11月26日(日)

■Week3
2023年11月24日(金)から12月3日(日)

■Week4
2023年12月1日(金)から12月10日(日)

 

 

 

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