ラッキーベイでのリーフィー、ウッディー、ゴブリンフィッシュも無事見ることができ、エスペランスでのダイビング最終日は、ボートダイビングで潜るポイントへ。
透明度も高く、海草の生い茂る海中は、水温は低いものの、清涼感があって、いつも潜っている暖かい海とは違う印象を受ける。スポンジ類のカラフルさも目に付くし、ダイビングポイントへ行く途中には、マイルカやニュージーランドアザラシなどの海洋哺乳類にも遭遇できるなど、海の大自然を堪能できる。
それだけではなく、巨大なアワビを採取して、食べることができたりと、他の海では考えられない撮る、と捕る、両方が満喫できるダイビングに大満足。
2本のボートダイビング終了後、本来ならそれで終わりのところを、タンカージェティーでのダイビングを敢行。敢行というのは、シーブリーズが強く吹いていて、かなり波が高かったから。しかもジェティーの長さは800m以上。
その先端から潜るのだけど、なんだか海猿の訓練をしてるみたいな海だ。
僕が最初にエントリーしてみると、水深2~3mまでははっきり言って、視界ゼロに近い。しかし、海底まで行くと、周囲にフラットな海草の海底と、漁礁の点在する景観が見渡せた。
そこでの見ものは、オールドワイフというこの辺の固有種が群れているところ。通常は、ペア、せいぜい4~6匹でいるところしか見れないのだけど、ここではおそらく100匹くらいは群れている。そんなものを見ながら、またジェティーの先端に戻ってくると、エントリー時よりも激しい高波。
それでも、WAダイブセンターの女性スタッフたちが頑張って、ゲスト全員を無事エキジットさせたのは、見ていて関心しました。お疲れ様でした。