INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

PNGロケ、後半はPanasonic LUMIXの撮影

2008.12.22 / Author.

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皆が帰国してからは、のんびりと一人でLUMIXのサンプル撮影を行った。2週目に入って、海の透明度も少し上がってきた。

今回のメインで撮影を行ったのは、ボロカサゴ、それに根の上に群れるアヤコショウダイ。他の海では超レアなボロカサゴも、この海ではかなり簡単に見せてもらえる。しかもカラーバリエーションも、ピンク、黄色と黒、ブラウン、黒と緑などなど。今回も滞在中、計8個体のボロカサゴを見せてもらった。
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アヤコショウダイの群れはスージーズボミーという根の上、水深13mに群れている。普通は接近するとわらわらと逃げてしまうのが普通だけど、ここの群れは、ほとんど逃げない。真正面から撮影しても、動じる気配もない。かなり気に入って、今回2週滞在中、7回もこのポイントに潜った。
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LUMIXでは、ストロボを使用せずに、水中モードでも撮影してみた。下の写真は、水中モード、自然光で撮影したボロカサゴ。水深も7mと浅いので、青被りも出ずに、綺麗に色が出ている。
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ちなみに、これは同じ条件下で普通の撮影モードで撮影した場合。青被りが取れていなくて、被写体そのものの色が出ていない。
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そして、これが内臓ストロボを使って撮影した写真。それぞれ、このみはあると思うけど、同じ条件下で撮影できる、こういう被写体があれば、色々モードを変えて撮影してみるのも面白いのでは。
下のウミウシは体長約50センチ。5センチでも、50ミリでもなくて50センチ。超巨大、不気味。最初指さされても、大きすぎて、何がいるのかよく理解できなかった。
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驚いている間に、ガイドが先に行ってしまって、他に比較して撮影できるものがなかったので、自分撮りしてみた。まともに撮影できていないけど、僕の顔の目の前にある、触手を持った巨大なものが、そのウミウシの頭部です。こっちに迫ってくるの見てるのもちょっと緊張した。
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