INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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Photographers Diary

強運なほどの好天?WEB-LUE三保ロケ継続中

2009.04.28 / Author.

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アイアンの鉄さんがWEB-LUEのローカルプレスにも書いていますが、移動日はめちゃくちゃな土砂降りとなった、三保ロケ。しかし翌日からは、優大な富士山を正面に、三保真崎海岸へとエントリーしていく日が続いています。

昨日は桜エビを富士山バックに干している作業を撮影に行きました。あまりピンと来ないのだけど、この時期、こんなに晴れ渡った空とくっきりと見える富士山をバックに、桜エビ干しシーンを撮影できるなんて、本当にラッキーみたいですね。
あまりその価値が良くわかってないのがいいみたいですね。自分はいつもそうなんだけど、あまり気合を入れ過ぎると、外すことが多いので、こういうスタイルで撮影に臨むのがいいみたいです。
それにしても、青空の下で次々に干されていく桜色のエビは綺麗でした。
ちなみに、モデル役の座安さん、現在京都大学理学研究科生物科学科動物学教室海洋生物学講座修士2年に在籍して、日本のサンゴの分類に関しての研究を行っています。
そして、鉄さんは、アイアンの近くにある、東海大学海洋学部で、講師として教鞭を振るっている。そのために、昨日はキャンバスに赴き、学食で食事を食べた。座安さん学部が同じような研究を行っている場所なだけに興味津津。
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そして、ダイビング後のログ付けでは、二人の間で僕には意味不明の会話が交わされ続ける。
座安さん「砂の中に埋まってて、ちょっとだけ真中部分が出てたヒトデは何ですか?」
鉄さん「あ、あれはね~、トゲモミジガイと言って、僕が研究対象にしているヒトデなんだよ。テトロドトキシンというフグ毒持ってるヒトデでね・・・・」
座安さん「テトロドトキシンですか。なるほど~、へ~、面白いですね」
越智「え?何て?テトポロロキシン?」
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てな具合で、まったく会話についていけない僕。
まるで大学の授業で先生に質問する、優秀な生徒と、落ちこぼれ生徒の図のような、そんなログ付けが
毎日のように続いている。
座安さんの質問内容もマニアックだけど、そのマニアックな質問に、「あ、それはね」とあっさりと答えていく鉄さんの博学さにも感心させられる。
パラオでモデルしてもらった林さんは、写真撮影を仕事にしてることもあり、LUMIX FT1の撮影で頑張ってもらえたし、座安さんはこういうアカデミックな視点で海を見てくれたり、WEB-LUEのモデルさんは、その場に応じて自分のキャラクターを出せる人でこれからも行っていければ面白いなと思っています。
しかし、最初からこういう図を望んで彼女をモデル役で連れてきたのですが、予想以上にアカデミックでちょっとついていけないんです、僕が・・・。

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