INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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バハマ ドルフィンクルーズ

2003バハマドルフィンクルーズ・3RDクルーズ:ウー家、いつでも全力投球の巻4

2003.06.20 / Author.

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2003/6/18(水)今日も快晴なるも風はおさまらない。昨晩の騒ぎもあって、ゲストもクルーも、皆起きて来るのが遅く、出発も10時過ぎになった。ホワイトサンドリッジに着くと、昨日見たハンキーパンキー号の他にステネラ号の姿が見えた。しばらくイルカを探す。午後1時過ぎ、イルカの群れに遭遇、透明度はあまり良くない海域だったし、波も高かったが、遊びたがりイルカが多かったので、結構長い間泳ぐ事ができた。

僕とミナはしばらく船上で様子を見ていたのだが、シャークバイトとタカの親子がいたので、僕だけ海に入る事にした。今日は、透明度が悪くカメラを持って入ったのはその親子を撮影しただけで、その後は遊びに徹した。途中からミナもエントリーしてきて、しばらくマタニティードルフィンスイミングを楽しんだが、波が高かったので、僕はなるべく彼女から離れずにいた。お腹は増々大きくなってきている。病院で働いている待子さんには「7ヶ月にしてはちょっとお腹大き過ぎるかも」と言われたそうだ。ちょっと食べ過ぎかもしれないので、明日からはセーブさせなければだめかな。
 まだイルカが遊んでくれているのだけど、3時頃ハンキーパンキーに無線で知らせてイルカを譲った。向こうは昨日も今日もイルカに会えずにいたらしい。ハンキーパンキーとは良好な関係で、お互いイルカを譲り合ったりしている。僕たちは毎日イルカと泳げているので、スコット船長の判断で向こうにイルカを譲る事にしたのだ。皆が譲り合って、全員がドルフィンスイミングを楽しめるのが一番良い事だと思っているので、僕は隠さずにゲストにその事を説明した。5時になってまだイルカがハンキーパンキーについていたら、交代する事にしていたので、しばらく近くで時間を潰していたが、結局別の群れを発見して、また4時頃からスイミングが始まった。
7時過ぎまで泳ぎ続けても、まだイルカたちは近くにいたので、スコットはスイミングを続ける気でいたのだが、ゲストが疲れ果て、スイミングを終了した。
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All photo by Emi (Panasonic F1)
2003/6/19(木)久しぶりに日の出を見る。空は毎日快晴だったのだが、今週は夜遅くまで起きている事が多く、日の出を見逃していた(それでも皆よりは全然早く起きていたんだけど)。今朝は南風が強く、停泊先からホワイトサンドリッジまで北上できるのか微妙な気がした。朝日を左側面に浴びて南風に向かい、目を閉じて思いっきり深呼吸する。体内に吸い込まれた新鮮な海風が全身をくまなく浄化してくれる気がする。この歳になって、毎朝こんな朝をむかえる事ができる自分は本当に幸せだと思う。
 マキちゃんが起きてきて、コーヒーポットにコーヒーを入れる準備を始めた。コーヒーの粉の入った缶を空け、ポットに移し始めると、しばらくの間部屋中にコーヒーの香が充満する。彼女が乗船すると毎日美味しい味噌汁を作ってくれるので、そんなにコーヒーは飲まないけど、朝、その匂いを嗅ぐのも好きだ。今日は久しぶりに朝のコーヒーを飲んだ。
 午後2時頃、イルカと遭遇し、少しの間だけ泳ぐ事ができたが、結局それが最後のスイミングとなった。低気圧の接近で海が荒れはじめたので、5時過ぎにはイルカを探すのを止めて、停泊先まで戻り、低気圧の通過を待ってWPBに戻ることになった。最終日にイルカとあまり泳げなかったのは残念だったけど、色々な事があったクルーズだった。
夜10時頃、WPBに向けて出発。揺れる事を覚悟していたが、思いのほかゆれが無く、安眠できた。
2003/6/20 (金)気がついたら、WPBに到着していた。どうやら良く眠っていたらしい。湾内に入って、停泊しても気が着つなかったのは、今まで初めての事だ。波が穏やかだったせいもあるけど、かなり疲れもたまっているのだろう。午前8時過ぎ、いつものように無事カスタムを終了し、リビエラマリーナに到着。グループピクチャーを撮影して、洗濯物をマリーナ内にあるコインランドリーで済ませて12時にOJにピックアップしてもらってホテルに向かう。
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ガールズ(と言っていいのかどうか..)ピクチャー
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妊娠7ヶ月のミナと、お腹の大きさ比べをするスコット船長(奥)とアンディー。勝者はスコット船長
 

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