INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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バハマ ドルフィンクルーズ

ドルフィンクルーズ出発

2007.06.01 / Author.

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今年も自分にとっての、バハマでのドルフィンクルーズのシーズンがやってきた。休む暇も無く、世界中を撮影して回っていると、去年のクルーズの思い出は、遠い遠い過去のことのように思えるのに対して、「もうこんな時期なのか」と思えるくらい、時間の経過の早さに驚かされる。

今年は、初めて、家族で行くことを断念した。理由は色々あるのだけど、子供の成長に合わせて、今の息子たちに一番適した自然環境のある場所に連れていく方が、いいのではないかと思ったことが大きい。ヤップやペリリューに連れていって、自由気ままにはしゃぎまくる、嬉しそうな海友を見ていたら、今の時期の子供には、狭い船上でイルカがやってくるのを待つ、退屈な時間を過ごすよりは、野放し状態で遊べる自然が沢山ある場所の方がいいんだろうなと感じた。
もう少し大きくなったら、また青い、青い海でイルカと泳ぐこと、船の上で海風を感じながら過ごすことの楽しさを感じてくれる時が来るのではないかなと期待はしている。でも、今はとにかく「思いっきり走り回りたい!」に違いない。
次男は、そういう意味では兄に付き合わされる形になるのがちょっと可哀想な気もするけど。まあ、兄がどこに連れていくのがいいのかっていう手本にもなるから、ある意味ラッキーかもしれない。
それにしても、海友を連れていったクルーズのことを思いだすと、本当に感慨深い。ゲストの人たちの邪魔に迷惑にならないようにと、内心二人で色々考えたりしての初乗船したとき。その後も毎回、何かしでかすのではないかといつも気にしていた。
夜の出港前に、海友が嘔吐して、乗船を諦めようかと思ったこともあった。しかし、そのときは、キャプテン・ロビンが「大丈夫、ウエストエンドに行けば、腕の良い先生がいるから」と背中を押してくれた。結局、船上では元気が回復し、楽しそうにしていたっけ。
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コンディションが悪くて、荒れる海をフロリダからバハマへとクロッシングするときに、夜中海友が起き出して、バンクの階上のサロンに上がって、トーマスのおもちゃで遊び始めた。と思ったら、急に船に酔って、嘔吐、しばらくミナに抱きついて、母乳飲みながら、サロンの床に横になっていたと思ったら、何を思ったのか「よっしゃあ~!」と両手を挙げて叫んだと思ったら、またトーマスのおもちゃで激しく遊び始めた。(元気になったんだ、良かった~)と二人でほっとしていたら、しばらくすると、急に電池が切れたように、動きがスローモーになって、また嘔吐。そして、床に寝て母乳。しばらくするとまた「よっしゃ~!」と両手を挙げて、トーマスで激しく遊ぶ。これを3~4回繰り返した。最初は心配して、横になる二人にブランケットかけたりしていたんだけど、だんだん(夜中に何馬鹿なことしてんだよ、お前は~)と、飽きれて自分も傍観しているだけになった。その後、奴はまったく船に酔うことは無くなった。
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思い出したら、きりが無い。まあ、3年間で15回も乗船していれば、それなりに、船上での笑い話や、苦労話も沢山ある。
まあ、とにかく家族がいかなくなって、イルカとの遭遇率が下がった、何て言われないように、今年も沢山のイルカたちに会えることを願っている。まじで・・・・。いってきます。

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