INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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バハマ ドルフィンクルーズ

2007ドルフィンクルーズ、5週目 そして最終日を迎える

2007.07.17 / Author.

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4日目、午前中から30頭近くのイルカの群れは出るものの、ほとんどが通過してやはり遊びモードにならない。ワンチャンスで、イルカの群れを撮影する。基本的に、群れの先頭に年配のイルカが多くいて、移動しているときは、後方に若いイルカや、子供のイルカがいても、ほとんど遊んでくれないことの方が多い。しばらくホワイトサンドリッジで、ランチ休憩を取ってイルカの様子を見る。

なかなか遊びモードにならないのは、前の週にクルーズの船が4~5隻出ていたのも関係しているかもしれないと、スコット船長が言っていた。でも昨日の浅瀬のナイトではかなり遊びモードだったのだから、日中ももう少し遊んでくれればいいのに・・。とナイトのときに元気にやってきたイルカたちにちょっと文句を言ってもたりして。
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群れがかなりばらけた感じになったところで、若いイルカ数頭にトライ。午前中ほどそっけなくなくなり、イルカ同士で遊んでいる合間に遊んでくれたり、少しづつ遊んでくれるようになってきた。白っぽいバンドウイルカも登場して、また皆の周囲をクルクルと周り続けてくれたりした。バハマのバンドウイルカにしては、本当に人懐っこくてかわいい。
その後もイルカもマダライルカなどと泳ぎ、7時過ぎくらいに、終了。初日以降、2日目、3日目とさっぱりだった日中のイルカたちだったけど、4日目にして、やっと遊びモードになってきてくれた。
この日も当然のようにナイトを行う。3日間ナイト。今週はどの週に比べても快晴が続いているのだけど、何故かナイトドルフィンの印象が強い。しかも、2日目は水深200mくらいの外洋でナイトやた後、ホワイトサンドリッジに移動してからもイルカたちが一緒に船についてきて、1日に2度ナイトするなどしていたので、初日も停泊中にイルカたちが来てくれたから、初日もやっておけばよかった、と皆後悔していた。
回数的には、1日2回のナイトも含めて4回ナイトドルフィンを行う。しかも、最終ナイトでは、何人かがバショウカジキを目撃した。
とにかく、連日快晴、夜も快晴で天の川まではっきり見える。バハマに来ると、決まって夜話題になるのが星の話。特に「イルカ座」。あまり大きくない星座だけど、バハマに来たら、是非一度は夜空を眺めて、イルカ座を探して欲しい。クルーのアンディーが星に詳しいから、色々教えてくれるのも、女性たちには人気のイベントでもある。
そして最終日。この日も雲はあるものの、やはり晴れ。この日は5週目のメンバーが持ってきたもち米と、あんこに黄粉でおはぎを作る。日本の味覚に飢えていた僕には最高のご馳走だった。
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ランチ前に透明度の良いホワイトサンドリッジのど真ん中で、30数頭のイルカたちに遭遇。移動はしているものの、ちょっと遊びモードのイルカもいたため、何度か入水し、イルカ玉の撮影も。しかし、やはり移動モードはあまり変わりないため、ランチ休憩を取って、再度チャレンジしてみることに。この日、最後のランチ休憩で、最終的に取ったサンドダラーの数は241個。ちょっとびっくりする数字だ。でも、今年は本当にサンドダラーの数が多いから、皆で頑張れば、これくらいは取れるかもね。
ランチ休憩後、再度イルカを探すが、なかなか見つからない。最後の最後まで皆、バウやトップデッキからイルカたちを探し続けたけど、残念ながら再度の遭遇はかなわず終了した。
僕にとっても、長かった初めて家族とは別に一人で訪れた5週間のバハマドルフィンクルーズ。毎週毎週、違ったキャラクターが勢ぞろいして、楽しかった。でも、やっぱり夜になると、寂しくて、PCに残っている、今まで撮影した家族写真をかきあつめてスライドショーにして、ソファーの端っこに横になって、それを眺めたりもしていたけど。
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でも、とにかく、イルカが沢山出た日も、そんなに出なかった日も、楽しいメンバーとともに過ごした日々は自分にとっての新たなバハマの思い出になりました。今年はイルカたちの個体識別に取り組むこともできたし。一緒に帰国する、5週目のメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして、1週目から4週目までの皆さんも、本当にありがとうございました。無事、今年のドルフィンチャータークルーズを終了して、明日日本に向けて帰国します。そして次はいよいよトンガのホエールスイミングです。日本にいれるのはたった5日間なんだよな~・・・。

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