INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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トンガ ホエールスイム

2009トンガホエールスイム2週目3日目、LILO &STITCHES親子と昨日のペアに再遭遇

2009.08.21 / Author.

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今年、一番の快晴。トニーはフルーク、僕はプナで海に出る。最初トニーは南の外洋を、僕はノースベイを捜索することになった。

しかし、ホワイトパッチと呼ばれるポイントの手前まで来たところで、プナのエンジンが故障。まったく動けなくなってしまった。救援を呼んで、修理してもらうが、海上で直すのが難しいことから、トニーたちも呼んで、スパイホップに全員が乗り換えて、フルークでプナを牽引して港に持ち帰ることになった。
作業で2時間以上のロス。今日はクジラを見つけるのは無理かなと思いながら、西のリーフを目指す。一昨日にLILO&STITCHES親子に、昨日ペアに遭遇したエリアだ。
スキッパーのノファはこのエリアが好きだけど(確かに親子クジラがいることが多い)、透明度がいまいちなため、クジラがいても水中での撮影条件はあまりよくない。
それに、もしLILO&STITCHESや他の親子がいたとしても、すでに別のウォッチングボートが見つけてしまっているだろうと思っていた。
が、ノア(オンゴの息子で、今年スキッパーをやっている)がブローを発見。他の船は見当たらない。しかも、親子だ。落ち着いた雰囲気からして、LILO&STITCHES親子っぽかった。
2組に別れ、最初にプナチームがエントリーして確認すると、確かにLILO&STITCHES親子だった。昨日までいたエリアよりはさらに東に移動しているとはいえ、3日間、ほとんど同じエリアにいたことになる。
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しばらく、のんびりとしていたが、目覚めると同時に移動を始めた。
彼らを追跡していると、その前方で激しくブリーチングを繰り返すクジラたちを発見した。
2度ほど親子と泳ぎ、そちらに急行。通常船が近づくとブリーチングをやめてしまうことも多いのだけど、今回は近づいても激しくテールスラップしたり、ブリーチングを繰り返した。
個体の様子を確認すると、1頭が胸びれとテールの腹側が白く、もう1頭は腹部が真っ白で、昨日のペアだと確認できた。
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しばらくは、このペアを追跡するが、海に入ると深く潜ってしまうし、ブリーチングなどもしなくなったので、諦めて帰路につく。
今週は、これで、3日間連続で全員が水中でクジラとの遭遇を果たした。

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