INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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トンガ ホエールスイム

2010年トンガ、ホエールスイミング18日目。3週目のゲスト帰国。そして、「IKUMI」8日目

2010.08.30 / Author.

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8月28日(土)、3週目のゲストの内、2週間滞在の伊藤さんを残して、帰国の途についた。
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僕と相部屋だった伊藤さんは、部屋を移動して一人部屋に入った。二人で一緒の部屋だったとき、僕らの部屋の目の前の木に、頻繁にカワセミがとまっていたので,ホエールスイミング出発前に、良くベランダに出て、このカワセミを撮影していた。
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ほぼ定時に同じ場所に姿を見せる。
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この日は、僕が伊藤さんと二人で、フルークに、トニーはプロティウス。エミさんは皆の送迎で空港へ。
伊藤さんのリクエストで、今日は最初からIKUMI狙い。この親子、当然のように、いつもとほぼ同じ場所で、先に出ていたプロティウスが発見していた。これで、8日目だ。
他にはほとんどクジラがいないのに。
先週は、かなりハードに探しまわったので、今日は「IKUMI」待ちをしてのんびり過ごすことにした。
プロティウスが泳ぎ終わった後、僕らが交代して海に入った。
今日は、入水の回数も多くて、水面下で色々なポーズを取る彼女を撮影することができた。
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ザトウクジラの子どもは、1日に500リットルもの母乳を飲み、約60〜80キロ、体重が増えるそうだ。だから、すでに生まれてから10日近く経ってるから、僕らが観察している間に、600キロ以上大きくなっているわけだ。
確かに最初の頃確認したときのサイズに比べれば、幼さよりも、かなりやんちゃな感じになってきた。
母親から浮上して、水面下で遊んでいるときも、かなり母親の上から離れて、「遠出」することもしばしばで、時には母親を見失ってしまったように、途方にくれて探しまわるような行動をするときもあった。
そんな時は、母親の方が娘を見つけて浮上してきて、一緒に移動をしていた。浮上してきて近づいてきた母親と「IKUMI」に丁度挟まれるような状況になった時もあり、「まずいかな?」と思ったけど、2頭とも、特に慌てる感じでもなく、終止穏やかに過ごしていた。
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上の写真が、8月20日に撮影したIKUMI親子の写真。鼻先に乗っかって甘えている。
下が、28日に撮影した写真。
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最後に、別の船に親子を譲って、今日は早々に引き上げた。

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