INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

Photographer Takaji Ochi Official Site INTOTHEBLUE水中写真家 越智隆治

Official SNS
Facebook
Twitter
Instagrum

Blog

SpecialTrip Blog
トンガ ホエールスイム

2019年トンガホエールスイムweek6 今週もヒートラン、親子など様々なクジラに遭遇しました

2019.09.15 / Author.Yusuke Okada

今年もトンガにやってきました。
スタッフの岡田裕介です。

今年は9/1日のweek5からの4週間を担当させて頂きます。

前回のレポートにあったように、9/1日出発のグループはトンガタブで国内線がキャンセルになるという
アクシデントに見舞われながらも、結果的には4日間しっかりと海に出てクジラを見ることがことが出来ました。
そして最終日の夜には恒例になった豚の丸焼きとトンガ料理を食べつつ、現地の友人たちとのダンス大会がかつてないほどの盛り上がりをみせ、皆さん、最後には笑顔で帰国されました!

今回はweek6の様子をレポートします。

9月9日(月)

この日は、week5延泊のゲストとweek6の先入りゲストとともに、越智、篠宮が海へ。
7時に出港して、すぐに親子とエスコートに遭遇。この親子、土曜日とその前にも3回ほど遭遇していた親子だった。
一番外洋にある島の浅いリーフでまったりとしていて、今までは止まっているところは目撃していなかったので、静かにアプローチして、最初は、少し離れて様子を伺った。透明度が良くて、浅い砂地だったので、少し離れていても、全容がはっきり見えていたし、
ゆったりとしている様子を長時間眺めることができました。

徐々に距離を詰めていく時間的な余裕もあったので、最後は目の前まで近寄っても平気なくらいのんびりしていくれていました。

その後は、シンガーに遭遇してしばらくは、歌声を聞いていたけど、突然1頭、別のクジラが入ってきて、動き出したので、
スイムを終了して帰還。

9月10日(火)

大人数だった前の週と違ってWeek6は少人数で船を3船出し、ゆったりとした編成に。

波、風が共に強かった先週と変わり、海は穏やかだったのですぐに外洋に出て南へ。
わりとすぐにシンガーを発見して入水。
ゲスト2人うちの1人は、今回が初めてのトンガでのホエールスイムだったので、
海に入ったらとにかくガイドの近くにいていくださいと、何度もブリーフィングで伝えていたにも関わらず、その方はガイドからどんどん離れてしまいます。
少し流れているのもありますが、見た感じ泳ぐのが苦手そうでもなく、普通は近くに寄りすぎて注意されるぐらいなのに、そのゲストは何度呼び戻してもなぜか遠くへ。
スイム後なぜ離れるんですかと?聞いてみたところ、「だってクジラは怖いじゃないですか」
という答えが….

そうかぁ、そうなんだよなぁ。
初めて水中でクジラを見たときに感じた、大きさへの恐怖心を思い出し、
トンガに来て7年、ザトウクジラと水中で一緒に泳ぐという特別で尊い経験に慣れてしまった自分に反省しました。初心を忘れてはいけないですね。

結果的に、初日は2ヶ所で合計1時間半ほどのんびりとシンガーを観察することが出来て、初めての方には良い時間になりました。
個人的には今年のシンガーは歌がイマイチで、ただただ苦しそうな歌声でした(笑)

他の2隻も、シンガーやシングルクジラのブリーチングを何回も堪能したり、昨日遭遇した親子とエスコートにまた遭遇して、初日から全員がクジラとの遭遇を楽しみました。

9月11日(水)

この日も3船で出航。
今日はゲストとは別で越智と2人だけスタッフボートを出し、出港しました。
西からの風の為、南の外洋へ。今週になって透明度も天気も右肩上がりです。

しかし、そんな良い天気の中、僕らが乗った船はエンジンの調子が悪く遠くには行けないとのこと。
しかしそれでのんびり走っていたのが逆に幸いしたのか、この日見れたのが、
まずは雄のシングル、その雄に雌が寄って来てペアに。

その雌はなかなかのクレイジーホェールで暴れ回る!

その後、もう一頭が加わり動き出し、ハシナガイルカ群も合流。

最後には6.5頭のヒトーランになるという、親子を除いたトンガのスペシャスコースといった展開に。
これだからトンガは面白い!最近続いたトラブルで心労が溜まっていたであろう越智にも笑顔が見られました。

他の船は15頭のヒートランがいるという情報でそちらに急行、激しいヒートランと泳ぐことができました

9月12日(木)
この日も3船で出航し、この日も僕は越智と2人だけで乗船。
今日は朝から風も無く天気は穏やかで、天気予報でも今週で1番との情報があったので出港前から期待が膨らみました。
しかし、そんな日に限って出航してすぐにエンジントラブルが発生!近くのリゾートへ避難しそこで修理待ち。修理に来た船のオーナーはなぜか工具を忘れたようで、偶然停泊していた隣の船に工具を借りていました。なんで修理に来るのに工具忘れるの…(笑)

結局、直らず。越智が前日からすでにエンジントラブルを予想していて、すぐに新たな船を呼んでいて、その船に迎えに来てもらい、再出発。せっかくの快晴なのに出遅れた分少し焦りが。
しかしピンチの後にチャンスあり!良い写真が撮れたのはトラブルの後が多く、トンガで幾度となく経験したことなので、前向きな気持ちで再出発しました。

その願いが通じたのか、再出航してすぐにペアを見つけてテンションが上がりましたが、少し泳いだだけでどこかへ消えてしまいました。その後はなかなかクジラが見つからない…。

ババウに来てから1番の穏やかな海を前に「こんな凪の日は自分達でクジラを見つけたいよね。」
と越智と意気込んでいたら、他の船から親子とエスコートについているという連絡が入り、大きく南下。
そこで泳いでいたのが、同じ越智グループの2船だったので仲良く順番に親子と泳ぐことになりました。
いよいよ僕らの番。今年初めての止まっている親子とのスイムだったので、少し緊張感を持ちながら
子どもが水面に向いて泳いでくる様子などを撮影。やはり無邪気な子供の姿を見るのは楽しいですね。

その後、何度か子供が呼吸の為に水面に上がってくる様子を見た後、いよいよ親が呼吸しに上がるというタイミングで、エスコートがやたらバブルカーテンを出して泳ぎ出したので、何かと思ったら、もう1頭別のオスが突然登場して、なんとヒートランに!
オス同士が激しくぶつかり合う姿は何度見ても迫力があります。

ヒートランを写真に撮るのは難しく、クジラが勢いよく水面に出てくる音や、クジラの激しい動きによる水流の様子は、写真や映像では伝えきれず、実際に生で見るのに敵いません。
何度かヒートランを見た後、透明度も悪い海域に来たので、そこで終了。
ずいぶんと陸から離れたので、ゆっくりとランチを食べながら戻りました。

その後も泳ぐ親子に数回チャレンジしまし、浅いリーフでゆっくりと泳いでいるシーンを撮影。太陽の光が綺麗でした。
しかし、やっと止まりそうなところで残念ながら時間切れ…。

前日は、カバを飲み、朝2時に家に帰ってきたと言っていた、休日出勤してくれた船長に感謝!

他の2隻は、同じ行程で、同じ親子とエスコートと泳いでいました。

9月13日(金)

この日も3船で出航。
僕がゲスト2名と乗るのは初乗船の船。
トンガに来たことがある方は分かるかもしれませんが、真っ赤でとても目立つ船です。
いいクジラいるとこにこ赤い船あり!みたいな印象だったので、今回は強敵が味方になった、
そんなわくわくした気持ちでの出航になりました。
雨模様の中、今日のゲストはひたすらヒートラン希望!ということでまずは北へ船を走らせます。

その後、外洋に出てすぐに親子を見つけますが残念ながら見失います。
しかし、その直後に越智の乗る船から、無線連絡をもらい、近くのヒートランへ。
その後も場所を変えての連続ヒートラン。

ゲストの日頃の行いが良いのか、見事に願いが通じ、途中からは太陽も出てきて気持ちのいい天気の中、2ヶ所で計2時間半ほど泳ぎ、船を何度を乗り降りしたのか分からないぐらい、ヒートラン一色の1日になりました。

越智、稲生の乗る船はこの日、荒れた海域で、最初にヒートランを見つけ、ずっと一隻で泳いでいましたが、こちらに無線連絡してくれたタイミングで、他の船も聞きつけて、まるで大捕鯨船団のように、集まって来ました。コンディションが悪いこともありましたが、それだけ、この日はあまり良いクジラがいなかったようです。

その後越智の船は親子を見つけて、その親子とも泳いで帰りました。

9月14日(土)

この日は、3週間スタッフとしていてくれた篠宮さんがweek6のゲストと一緒に帰国。トンガで初対面でしたが、同じ埼玉の大宮出身
で、中学も近くて、すぐに地元の話で盛り上がったりしていました。3週間お疲れ様でした。

この日は、week6,7と滞在するゲスト、week6の延泊のゲスト、それに、week7の先入りのゲストと主に、越智、稲生が海に出ました。

遅く海に出たのですが、なかなか良いクジラが見当たらないため、早めに親子クジラに順番待ちして、捜索しますが、なかなか見つかりません。どうやら、親子は、昨日越智の船が最後に見つけて泳いでいた親子らしく、ほぼ同じエリアでとどまっていたので、大丈夫かと思いましたが、順番がかなり後だったこともあり、順番待ち途中で動き始めてしまいました。

それでも、外洋の透明度の高いエリアで順番が回ってきたので、ゆっくり泳ぐ親子に何度かアプローチして、泳ぐことができました。
やはり、昨日越智たちが見つけた親子だったそうです。

スイム終了後は、ゲストの強いリクエストでスワローズケーブへ。光が差し込むか微妙な天候でしたが、運良くしばらくは太陽の光が綺麗に差し込んでくれました。

week6は天候にも恵まれ、満足していただけたのではと思います。
参加していただいた皆様、ありがとうございました!

◆2020年のトンガホエールスイムに関して◆

2020年のスケジュールは、すでに確定していて、すでに仮予約のご連絡もいただいています。
スケジュールは以下になります。
こちらもご興味のある方は下記contctからご連絡ください!
来年は是非トンガで一緒にクジラと泳ぎましょう!

◆2020年のトンガホエールスイムスケジュール日程◆

week1 8月9日(日)〜8月16日(日)
week2 8月16日(日)〜8月23日(日)
week3 8月23日(日)〜8月30日(日)
week4 8月30日(日)〜9月6日(日)
week5 9月6日(日)〜9月13日(日)
week6 9月13日(日)〜9月20日(日)
week7 9月20日(日)〜9月28日(日)

<詳細・お問い合わせはこちら>
contact

文:岡田裕介
追加文:越智隆治

写真:岡田裕介、越智隆治、稲生薫子

RecentEntry

  • カテゴリーなし