INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

Photographer Takaji Ochi Official Site INTOTHEBLUE水中写真家 越智隆治

Official SNS
Facebook
Twitter
Instagrum

Blog

SpecialTrip Blog
トンガ ホエールスイム

2018年トンガホエールスイムweek3&4 スタッフ・吉尾名菜実のクジラ日記

2018.09.02 / Author.

_MG_6702.newk.jpg
今回で3回目のトンガ。今年はINTO THE BLUEのトンガホエールスイムで、week3とweek4の2週間滞在した。
トンガの国内線、いつも乗る飛行機よりふた回り程小さいプロペラ機に乗り込んでプロペラが回り低音のブォーっと音がすると、「あー、トンガに来たんだなー」と実感が湧く。
IMG_1112k.jpg
今回2週間海に出て、初日にクレイジーホエールに出会えた。
_MG_6672.newk.jpg
1年ぶりに水中でザトウクジラにあって、しかもクレイジーホエールで近いし、でかいし圧倒された。
私が乗った船のゲストは初めてクジラと泳ぐゲストも多かったので、余りに近すぎて「怖い」と言っていた。
船に帰ろうとしても、船と自分の前を横切るクジラ。正直私自身もこれは危ないかもとカメラ構えててもファインダーから目を外してクジラを避けた。
_MG_6689.newk.jpg
船に上がってもしばらく私達の船の周りを、当たるんじゃないかと思う程近くで泳ぎ続けていた。
ゲストも最初は恐怖を覚えていたが、船上では、ゲストが怖くてトンガ人ガイドを盾にしたそうで、その話と想像以上の迫力で、クジラから離れてもその話で持ちきりだった。
私にとって、最高のスタートでトンガのホエールスイムが始まった。
その後のホエールスイムは、晴天続きだったが、中々止まってるクジラがいなかった。
でも毎日クジラには会えて、シンガー、親子エスコートなど2週間滞在して沢山のクジラに出会えた。
_MG_6766.newk.jpg
止まってる親子に会えた時は浮遊物が多かったが正面から写真を撮れたり、子クジラがお母さんに甘えた素ぶりが可愛かった。
_MG_6858.newk.jpg
すごく寄ってくる子クジラがいて、3日間同じ海域にいて、あまり移動していなかったので朝一で一緒に泳いだり、4頭のヒートランの時は、水中でオス同士がテールでぶつかり合ったり迫力のあるシーンが見れた。
_MG_7396.newk.jpg
トンガホエールスイム最終日の土曜日に、スタッフだけで海に出る日があり、私自身初めてホエールスイムでスタッフだけで海に出たので新鮮だった。
IMG_1154k.jpg
出港してしてすぐにヒートラン18頭の情報があり、しかも泳ぎもゆっくり。
実際海の中に入ると10頭程だったが、ゆっくりしていた。しかも10頭のヒートランを水中で見たのは初めて。
動きもあり、バブルーテンを出していたり、ただ目の前を通り過ぎるのではなく、アクションがあってとても興奮した。
_MG_7542.newk.jpg
途中ヒートランを追っている時に、水面で妙な動きをする物が見えて、「シャーク?なんか動きが違う.........マンボー?マンボーだよ!」と言われ、スキッパーに「ストップ!ストップ‼︎」
海に入ると本当にマンボーだった。
マンボーなんて水族館でしか見た事なかったし、一度北海道の釧路の海で船上からチラッと見ただけ。
しかも何がびっくりって泳ぎが速い!
中々追いつかない。2週間滞在して一番全力で泳いだ。
2回目マンボーの正面に落としてもらって、あの何とも言えない正面顔がこっちを向いていて、思わずマンボウのぼーっとした顔に水中で笑ってしまった。
あの顔、正直癖になるんですよね...
水族館行ったら必ずマンボーのエリアでしばらく立ち止まっちゃう。
_MG_7587.newk.jpg
こっちのマンボーは、日本の水族館のマンボーとは違ってマダラの模様があった。
マンボー可愛かったなー!
私達の他に2隻ヒートランをほっといてマンボースイムしてた。
ヒートランでテンション上がったのに、更にマンボーでもテンション上がって楽しかった。
その後も前日にいた止まってる親子に会えた。お母さんが上がってくる時に動きがあって可愛かった。
_MG_7718.newk.jpg
2週間あっという間に時間が過ぎた。
毎回初めて見る光景があったり、現場に出ないとわからない事もいっぱいだし、経験が増えて勉強になる事が本当に多くて刺激的だ。
もっともっと沢山の事を吸収していきたいしゲストに満足してもらって、またここに帰ってきたいと思ってもらいたい。
20170820-_I9A9887k.jpg

RecentEntry

  • カテゴリーなし