INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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トンガ ホエールスイム

2006年トンガホエールスイム2nd week 初日 豚とバギー 

2006.08.08 / Author.


1週目と2週目の間の土日月の3日間は、2週連続のゲスト(kazu-1&2さん)と一緒にフルークで海に出た。

土曜日は、トニーとエミさんが、1週目の皆を空港に見送りに行ったので、僕がガイドで、月曜日は2週目のゲストが入ってくるのを僕とエミさんが出迎えに行ったので、トニーがガイドで海に出た。風は相変わらず一昨年、昨年に比べて強く吹いた。土曜日は親子に水中でアプローチ、確認はできるけど、透明度が悪く、波も高かったので、撮影にはいたらず。月曜日は大人の群れ4~5頭に遭遇し、水中で撮影、その後親子に遭遇したけど、水中ではあまり撮影できなかったようだ。日曜日は基本的にトンガでは法律で働いてはいけないことになっているので、ウォッチグボートも海には出なかった。

昼過ぎにババウに沢山いる豚を撮影に。ここでは、クジラより豚の良い写真を撮影する方が難しいかもしれない。以外に警戒心の多い豚が多い(まあ、食べられちゃうからね)。そして、月曜日、3時頃に2週目のゲストが到着するので、それまでの時間、僕とエミさんは、バギーに乗ってババウの島の中を走り回ってきた。昨年は無かったアトラクションなんだけど、これが村や、バニラ農園、ジャングルの中を走りまわるので、結構楽しい。北の高さ200mの断崖絶壁の上からは、外洋が一望できて、絶景だ。時にはクジラが見られることもある。もちろんボートに乗ってのクジラ探しが最優先だけど、もし時間があったら、バギーもおすすめだ。真っ黒になるけど。

そして、2週目、初日は僕が2人乗船、トニーとエミさんが8人乗船のガイド。8人乗りの船が内湾を、2人乗船のボートが外洋を探し、無線で情報を交換しあっていた。風向きが北になり、1週目の透明度の高いエリアに出れなくなり、リーフエリアを探すような感じ。すぐに8人乗りが2組の親子を発見。アプローチをしている間に、2人乗りは、3頭のヒートランに遭遇、とりあえずは両方とも水中にてクジラを見ることができた。
その後、無線で連絡を取り合い、可能性のありそうな親子の方を2隻で追尾。こちらが順番を譲ってもらって、エントリーしようとした途端に、母親が目の前でブリーチング。続いて子供も連続してブリーチングを繰り返す。しばらくはその様子を撮影しながら追走する。一端止まったのを確認して入水。子クジラが興味を示して寄ってこようとしたが、母親に促されて、波の高いエリアに泳ぎ去ってしまった。撮影はできたけど、撮れただけって感じ。
その後、2人乗りは外洋に。そこで、ペアの大人にエントリーしてみるが、目視はできるけど、撮影はできなかった。その間に、8人乗りは別の方の親子にアプローチ。2交代だったけど、2組とも20分近く水中で親子クジラを見れた。その後、2人乗りもそちらに移動して、親子クジラにエントリー。最初の親子もそうだったのだが、写真でもわかるように、親子とも北半球の固体のように黒い。今年はこのような黒い固体がかなり目立つ。

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