INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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トンガ ホエールスイム

クジラの聖地、ババウに到着

2008.08.02 / Author.

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オークランド空港で14時間足止め(トランジット)の間に、トンガ国王の戴冠式は終了して、僕らの飛行機が早朝4時30分に到着したころには、飾り付けられたゲート以外は、特に目立った戴冠式の痕跡も無かった。

ババウに向かう国内線は11時30分出発なので、フアモツトランジットロッジという安宿で仮眠を取る。仮眠を取る前にも、出迎えてくれた現地旅行会社のイシさんと、このあとのゲストのフライトスケジュールなどを何度も確認して、日本語で「セーリングサファリ ジャパニーズグループ」と書いたA4の紙を「空港に到着するゲストに見せてね」と言って手渡す。
オークランドも、そうだけど、ここトンガタプも、事前に現地から聞いていた情報よりも全然暖かい。現に、今ババウのアクエリアムカフェでネットをつなげているのだけど、Tシャツ、短パンでも暑いくらい。おまけに快晴で最高のコンディションだ。
旅程も、何事も無く無事に到着した。と言っても、トランジット時間を含め、日本を出てからババウに到着するまでに51時間もかかった。
トンガタプで搭乗したのはChathams Pacificという新しい航空会社の飛行機。ロッジのおやじに送ってもらって、空港に近づくと、小型ジェット機の姿が・・・・。
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「お~、もしかしてこれに乗るのか~!」と期待に胸を膨らませたが、チェックインをしている間に、そのジェット機の目の前に、とても小さなプロペラ双発機が、パラパラとどこからか移動してきた。
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小さいもなにも、パイロット入れて8人乗り、中央に通路なんか無くて、まるで遊覧飛行に使うような機体。「やっぱりな・・・」と思ったのだけど、その小さくて、とろい機体のおかげで、今回はトンガタプを飛び立ち、ハアパイを経由してババウに到着するまでの間に、3頭、2頭、2頭、1頭、・・・・ところどころで、空からクジラを確認することができた。
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空港に着くと、案の定というか、とにかく迎えのホテルのバスの姿は無かった。まあ、それくらいのトラブルはトラブルのうちに入らないのが、ここトンガ。もう慣れたから、二人とも現地のトンガ人たちと一緒にのんびりと出迎えが来るのを待った。
空はとても青く、気持ちよいそよ風が吹いている。

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