INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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トンガ ホエールスイム

3週目、3日目、新たに親子2組と遭遇

2008.08.22 / Author.

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快晴だが、今までで一番の強風。クジラを探す範囲も限られる。この日、僕は4人乗りに乗船。相変わらずクジラは例年より少ないものの、まずシンガーを発見して、歌声を聴くために、海に入る。歌は聞こえたが、姿は見当たらなかった。それでも初めて歌を聴いた人たちは、嬉しかったようだ。

その後、4~5頭のメイティングポッドについて移動している間に、エミさんの乗船する2人乗りボートから、親子とエスコートを発見して、泳げるという連絡が入ったので、無線の調子の悪いトニーの2人乗りにもこちらから連絡して、2隻でそのポイントに急行する。
西のリーフ側で、海は大荒れだったが、エスコートも先週のみたいに、アグレッシブでなく、3隻全員が水中で親子クジラと遭遇。僕らは、ブリーチングを始めた子クジラのブリーチングの瞬間を海中から目撃することもできた。
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その親子のいる場所から分かれて移動してまたクジラを探していると、今度はトニーの乗船する2人乗りの船から、また別の親子を見つけたと連絡が入る。僕らは近かったので、その場にまたしても急行。トニーの船と僕の船のゲストが親子クジラを水中で見ることができた。
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前回の満月では、昨日会った子クジラくらいしかこの海域では生まれてなかったのかと心配していたけど、どうやら徐々に他の親子も姿を見せてくれるようになった。これは、もしかしたら、風が強くなって、僕らが行けない場所にいた親子が、波を避けて、穏やかな海域を求めて姿を見せたのかもしれないとも感じた。
なんにしても、これだけ例年より、クジラが少ないなか、これだけ毎日全員がゆっくり止まっている親子を見れているのは、本当にラッキーだと思う。

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