INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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トンガ ホエールスイム

6週目初日、新たに2組の親子に遭遇

2008.09.11 / Author.

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最終週の初日、新たなゲスト2人が合流して、海に出る。8月末から吹き続ける風は、多少収まったとはいえ、まだまだ外洋に出るには辛いコンディションが続いている。

この日、午前中からリーフ内で4頭の群れを発見。しかし、あまり泳げそうにない。その近くでブリーチングやペクトラススラップをしているクジラが見えていたので、そちらに向かうと、子クジラがブリーチングをした。
どうやら、昨日まで泳いでいた、VAL親子とは違う個体のようだった。トニーから、別の海域で他の船がVAL親子についていると無線が入った。やはり違う個体だ。
エントリーしてみると、親子は海中で休んでいて、エスコートもついていなかった。風はまだ残っているが、なぜか今日は透明度が高い。しばらくこの親子と泳ぐ。途中、ツムブリとカツオの群れが僕らの目の前を何度も行ったり来たりした。
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しばらくして、ランチタイムになったので、その親子のそばでランチを取る。VALの方は3隻ぐらい船がついていて、譲ってくれそうにないというので、トニーの方もこちらにきて、親子と泳ぐことになった。僕らはランチを食べているので、着いたらすぐにエントリーしていいと伝え、ランチが終わったら、交代で入ることにした。
まず、彼らがエントリーして、ランチを終えた僕らがまたエントリー。しかし、さっきの子供よりなんだか黒いし、大きい感じがした。あまり近くに寄れなかったし、曇ってきたからそう感じたのかとおも思ったが、移動する親子の背びれを確認すると、やはり違う親子だった。
「これ、さっきのと違う親子だよ」とオンゴやトニーに伝える。オンゴも気づいていなかったようで、「え?本当か?」と聞いてきたが、明らかに違う。親子の行動パターンも違う。
いつの間に入れ替わったのか不思議に思いながらも、このエリアに親子が2組いることが確認できた。僕らは、しばらく交代で、この2組目の親子と泳いでいたが、また最初の親子を発見したので、僕らの船はそちらと泳ぐことにした。
結局、朝10時30分には、親子を見つけ、他に船も来なかったので、帰る時間までこの2組の親子と泳ぐ続けた。これで、確認した親子の数は16(15)になった。
最初の子供には、「JET(泳ぐときの勢いとか、形が飛行機みたいだから)」、2番目の大きな子供には、「FURIFURI(おしりをふりふりさせて泳ぐから。ちなみにお母さんはくるくる泳ぐので、「KURUKURU」)と名づけた。
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この日、他の船も別の親子と泳いでいたらしく、海域で確認されている親子は最低4組はいるようだった。

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