INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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トンガ ホエールスイム

2009トンガホエールスイム、3、4日目 親子とペア

2009.08.15 / Author.

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3日目はこの週で一番風が強く、欠航も考えた。しかし、捜索できる範囲でということで海に出る。ガイドは、プロティウスがエミさん、トニーがプナ、僕がフルーク。

先に出港したプロティウスに連絡を取るが、まったく連絡がつかない。しかし、出港早々にプナが親子を発見。僕らもそちらに合流して2隻で親子と泳ぐ。
それにしても、風が強くて、リーフ内の透明度はかなり悪く、撮影できるような状況ではなかったものの、プナ、フルーク全員が親子を見ることができた。
プロティウスの方もノースベイでかなりフレンドリーなペアに遭遇して、全員がホエールスイムを楽しんだ。初日には、プロティウスのゲストのうち、2人がちゃんとクジラを見れていなかったので、これで、完全に全員が水中でクジラと泳ぐことができたことになる。
4日目、3日目よりは風が収まっているものの、まだ強く吹いていた。昨日は無線で連絡が取れなかったので、この日は携帯で先に出港したプロティウスに連絡を入れる。ガイドはプロティウスがトニー、フルークがエミさん、プナが僕。
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2時間前に出港したプロティウスのトニーに連絡したところ、まったくクジラは見つかっていなくて、これから、昨日ペアと泳いだノースベイに向かうということだった。
僕らはプナのスキッパー、ノーファの指示で、フルークにノースベイをしらばてもらい、プナは東のリーフを調べることに。しかし、東のリーフではクジラのブロー一つ見つからなかった。こんなにクジラの気配を感じないこともなかなかない。
ノースベイに向かったフルークに連絡を取ると、すでに到着していたプロティスすが親子らしきクジラと泳いでいるとのこと。僕らはその後も一通り周辺を捜索し、他にクジラが見当たらないのを確認するとノースベイへと向かった。
おそらく、この日まともに泳げるのはこの親子だけだったに違いない。他のホエールスイミングボートを見かけたが、まともに泳げているところは確認できなかった。
ノースベイに到着したのは、午後一時過ぎ。プロティウスが親子と十分に泳ぎ終えて、フルークに順番を譲ったばかりだった。こちらは交互に海に入ることに。
母親は海中で休息し、子クジラはその間に何度か息継ぎをしに浮上してくる。母親一度浮上すると、かなり距離を移動するけど、その場所さえ確認できれば泳ぐことは可能だった。
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ノースベイのクリフ沿いを移動しながら休息を取る親子。透明度も高く、水深も浅いので休息している間の親子の撮影もできたし、子クジラが浮上してきたときは、子クジラだけを撮影したりと、僕らもそれから、2時間近く、この親子と一緒にいた。
風が強く、ほとんど他のクジラが見当たらない中で、よく全員がクジラと遭遇することができたと感心した。

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