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ヌーヌー作りの他にも、ワチュラブ村ではこんな事もしました。
潮が満ちて、海に行けるよういなるまでは、ヤシの木に作ったターザンブランコで遊んだり
ヤップの酋長に頼んで、パチンコを作ってもらいました。
まずは、その辺にある木から、パチンコに適した枝分かれした木を切ってきて、樹皮をはいぎ、ナイフで形を整えます。
弾を込める部分は、パサンちゃんが、自分の革靴を提供してくれて、ゴムの部分は、町に出かけたときに、買ってきたものを使いました。
完成したら、ビーチにターゲットを設置して、
皆で、ターゲットを狙う練習。
上手く当てられたかな?ヤップの人は、これで、実際にフルーツバットや野生化した鶏を仕留めたりするんですよ。自分も持ってるけど、なかなか当たりません。
りょう君、そう君のお父さん、お母さんは、余った木の枝で箸を作ってましたよ。
颯友は、ヤップに来る前からやりたかった、実験を行いました。海水を濾過して、真水を作る実験。
まずは火を起こしてもらい
大きな鍋の中に海水を汲んできて、その真ん中に、空き缶を入れます。ちょっと長かったので、缶は半分に切り、軽くて浮いてしまうので、缶の中には、拾ってきた石を入れて固定しました。
アルミホイルをフタフタの下に敷いて、真ん中に石を乗せて、凹みを作ります。そして、フタをして、鍋を慎重に焚き火の上に敷いた網の上にのっけます。
あとは、沸騰した水から出た蒸気がアルミホイルを伝って、冷やされて、真ん中に置いた缶の中に溜まればオッケー・・・・
のはずが、火が消えかけたりして、網を何度も動かして、火が消えないようにしたりしたので、中の缶がずれてしまったようです。
まあ、それでも、少しは溜まっていたけど。石を洗っていなかったからか、溜まっていた水はちょっと茶色っぽくて、飲む気にはならなかったみたい。
トラックの荷台に乗って、町にも出かけました。
日差しが強いので、バナナの葉っぱで、日陰を確保して、出発!
がたがた道では、スピードが遅くて、暑さにばて気味な子供たちも
舗装道路に出て、スピードが出ると、風が気持ちよくて、爽快!
風を受けて、幸せそうなOちゃんの笑顔。
町では、誰もまったく写真撮りませんでした。
皆が海賊船のレストランで食事してる間、僕と大ちゃんとパサンちゃん、チョメは、大きな木の上に巨人が巨岩を乗っけたと言われる伝説の岩を探しにジャングルへ。
しかし、2時間探しても見つからず、しかもジャングルで道に迷っていました。
後半からは、小学1年生と1歳の男の子と女の子が合流。親も合わせて総勢17名に。
それでも、朝は、当然のように宿題から始まる。
皆、遊びたくて、宿題終わらすのは相当苦労していたみたいだけど。
小学1年生のOちゃん。2010年には、海友、颯友と一緒にヤップに来ていた。そのときのかわいらしい印象が強く残っていた海友にとって、小学1年生になり、スーパー悪ガキ2年生の颯友とそう君に負けず劣らずのマイペースぶりに、「なんか、Oちゃん、性格変わった・・・」と一言。
これに加えて、当然の事ながら、さらにマイペースな1歳児のOちゃんの妹のことはちゃんと、同じく1歳なんだけど、やたら貫禄のあるはるたかさん(貫禄があるので、自分は1歳だけど、さん付けで呼んでました)というメンバー。
Oちゃんのお母さんは、小学生になったOちゃんが、楽しんでくれればと思って連れてきていて、ことはちゃんは今回おまけみたいに思っていたらしいのだけど、思いのほかことはちゃんが楽しんでいたのを見て感動していました。1歳だろうと、自然の中で、何にも気にする事無く、自由に動けるのは気持ちよいものなんだよね〜。
ということで、皆でできる事をって事で、ヌーヌー(花輪)作りをすることに。まあ、一番真剣になっていたのは、ここでもお母さんたちだけど。
続く
リゾートは、バリヤフリーでもなんでもありません。部屋は高床式。なので、りょう君が車いすを下りずに昇り下りできるように、ヤップ人スタッフのチョメが木を組み合わせて即席のスロープを作ってくれました。
大人たちで、完成したスロープを運びます。マホガニーで作ってるから結構重い
階段部分に設置。これで、車いすを下りなくても、大丈夫になりました。
洋服のまま海に入ることもしばしば。びしょ濡れになると、颯友は、素っ裸になって、部屋に着替えを取りに戻ります。
最初は裸になることを少し、恥ずかしがっていたそう君。颯友のあまりの脱ぎっぷりと、素っ裸で気持ち良さそうに走り回っているのを見て、徐々に脱ぎたい衝動にかられていったようです。
夜、停電になったときには、懐中電灯とカメラを使って、光の絵を作って、それが何を描いているのかを当てるゲームをして盛り上がりました。
あんまり上手にはできなかったけど、皆楽しくてしょうがなかったみたい。何度もチャレンジしていました。
隣村を訪れて、ストーンマネーバンクや伝統的な、メンズハウス見学。
大ちゃんの奥さんのナミちゃんが、世界ふしぎ発見のミステリーハンターみたいにクイズを出してくれました。実際、ナミちゃんは、ミステリーハンターだったんだけどね。
問題の出し方が上手いのか、皆一生懸命、クイズに答えていました。
見学の後には、パサンちゃんが作ってくれたローカルフードのランチ。ココナッツジュース、タロイモ、パンの実、陸ガニ、魚のスープ、などなど。
苦手な子もいたけど、どれも美味しかった〜。りょう君は全部美味しい!と言って、おかわりまでしていたよ。
どこかから戻ると、子どもたちはすぐに海へ
ターザンロープで遊んだり
伝統的カヌーに乗らせてもらったり
毎日自然の中で色々な経験をさせてもらいました。
続く
ヤップに来たのだから、当然皆が行きたいのが海。
早速、海にも出かけることにしました。でも、他のリゾートとちょっと違うのは、海に行くのに子どもたちが乗船したのは、手作りの筏。
子どもたちだけでオールで漕いでいたら、スノーケルポイントに着くまでに、かなりの時間がかかってしまって、到着するまでに疲れてしまうので、ボートにロープで括り付けての移動だけど。
それでも、子どもたちは大喜び。スノーケルポイントに到着したら、早速皆で海に飛び込んでスノーケルを楽しみました。
りょう君はヤップ人のパサンちゃんに連れられて浅瀬をお散歩。
奇麗な貝を拾ってもらって大喜び。りょう君、本当に楽しかったみたいで、この後リゾートに戻ってからも、暗くなるまでビーチの浅い海で泳ぎ続けていました。
ヤップ人のチョメが、大きなヒトデやシャコ貝を沢山拾ってきてくれました。シャコ貝は、リゾートに戻ってから、刺身で食べたけど、美味しかった〜。
そして、一度筏を戻して次に向かったのは、マンタの出るダイビングポイント。
スノーケルポイントよりは、当然深くて底が見えない場所もあります。
それでも気にせず、スノーケルする子どもたち。でも颯友は、スノーケルが「うざい」と言って、フィンもスノーケルも付けづに、マスクだけ。
Jr オープンウォーターライセンスを持っている海友は、僕と一緒に、マンタポイントにマンタを探しにダイビング。もう慣れたものです。
りょう君は、ガイドの大ちゃんにフォローされて、体験ダイビングにトライ。
耳抜きが大変だったみたいだけど、初めての経験ができて、本当に嬉しそうでした。
帰りには、下の子たち(颯友とそう君)がボートの操船をちょっとだけやらせてもらったり。
別の日には、ボートで釣りも楽しんだり
りょう君は大きなカスミアジを釣り上げました
もり突きもトライしたけど、なかなか難しくて、結局子どもたちは誰も一匹もつれなかったけど、良い体験になったと思います。
続く
ヤップでは、テレビを見ることも、ゲームをする事も無く、毎日外で遊びまくっていた子どもたち。
しかし、学校を休んで来ていたので、朝はまずは宿題をすることから毎日がスタート。日の出とともに、ベランダで宿題をしました。
日差しが強いときには、部屋のベッドで二人仲良く宿題をしていた颯友とそう君・・・・。と思ったら、いつのまにかプロレスごっこです。当然、親に叱られます。
朝食を終えると、ストーンパス(ヤップに古くからある村と村をつなぐ石畳の小道)見学へ。
途中で、巨大なガジュマルの木を見学。沖縄では、キジムナーという妖精が住んでいると言われるガジュマルの木。根が無数に張り出した、ガジュマルの木の姿、ジャングルで見ると本当に妖精の住処のようです。
木登りの練習もしてみた。ヤシの木には、ナタでステップを作ってもらいそこに足をかけて登ります。ビートルナッツの木の場合は、ビートルナッツの枯れた葉を結んで輪っかを作り、それを足にかけて、ビートルナッツの幹をしっかり固定してよじ登る。ヤップ人はするすると登っていくのだけど、正直僕らはまったく登ることができなませんでした。
ジャングルを歩き回って喉が渇いたので、取れ立てのヤシの実のジュースを飲ませてもらいました。
魚を突くもりを作成。ヤシの実をターゲットに練習。ヤシの実にはしっかり刺さっていたけど、本番では、上手くいくかな〜。
そして、ヤシの葉っぱで作るバスケット作りにもチャレンジ。このバスケットは、隣村に行くときに、「戦う気はありませんよ」という平和の印でもあるので、隣村に行くときには、必ず持っていかなければいけません。
続く
2014年10月14日
ヤップに持って行くので、颯友が公民館に忘れたらしき水筒を、朝から取りに行かせた。妻と兄は、病院に行ってしまって、いない。「颯友、水筒探して来いよ!ヤップに持って行くんだろ?」。「あ!そうだった」。「じゃあ、早く行って来い」。「・・・・・パパ、一緒に来て」。「なんで?」。「だって、エレベーター怖いんだもん」。「な〜に〜?朝で明るいんだから、何も出ないよ」。「違うよ、出るとか、出ないとかじゃなくて・・・、なんか、機械じゃん」。「え?機械だけど、それがどうしたんだよ」。「だって、落ちそうじゃん、お願い!だから一緒に来て!」。「はぁ?」
何故か色々なサバイバル本を持って、ヤップに乗り込む二人
今回は、小学校のクラスメートも一緒に現地に入る。2年生の颯友と、同じクラスのそう君。
5年生の海友と、同じクラスのりょう君。
ヤップで遊びまくりたくて、行きの機内で宿題を終わらそうとする、颯友とそう君。
しかし、当然の事ながら、ほとんど宿題は終わらず、二人でくっついて早々に眠りにつく。
グアムで機体トラブルが発生。夜9時頃にグアムに到着して、1時間ちょっとのトランジットで、ヤップに夜中に到着の予定が、朝8時まで飛行機が飛ばず。しかも、徐々に出発時刻が延期していくので、ホテルにも行けず。
飛行機の中から大量にブランケットを持ち出して、グアム空港内のベンチをくっつけて、ベッドを作り、子どもたちはそこで眠る・・・はずが、合宿状態で大はしゃぎ。結局ほとんど眠らずに過ごす。
遅延してラッキーだったのは、普段は夜中のフライトしか無くて、ヤップを空からまともに見たことが無かったんだけど、今回は、日中のフライトになり、ヤップ島を空から眺めることができたこと。
ハード型の島も見れました。
空港に降り立ち、早速子どもたちの記念写真。しかし、まったくまとまり無し。
海友が逆側から撮った、僕ら両親の写真。親ばか振りが伺えます。撮影は一人でいいんじゃね、的な写真。
ワチュラブ村のリゾートまでは、車で40分くらい。早速、荷物を乗せるトラックの荷台に「のりた〜い!」ということで、子ども4人と僕が荷台に乗る事に・・・。頼むから、暴れるなよ・・・。ドライバーは、ヤップの酋長。
舗装道路では、結構スピード出して移動。
未舗装道路になり、スピードがゆっくりになると、皆前が気になり身を乗り出し始める。「お〜い、危ないからあまり身を乗り出すなよ」と言っても、聞くわけもなく。
最後は、ジャングルを通って、ワチュラブ村へ到着!
台風が通過したので、多分ヤップ行って来ます。久しぶりだな〜。また思いっきり好きな事して遊びまくるんだろうな。久しぶりに、ヤップに子どもたちが集まります。でも、今度は、海友が最年長。大丈夫かな?
YAP RIZE KIDSは、年齢の違う子どもたちが集まって、色々な体験をした事を記事にまとめています。
https://oceana.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/wm_pdf/201010_yap_kids.pdf
トンガから帰国した翌日、妻と子どもたちは、ケーキ作りの教室に行き、ピカチュウのケーキを作って帰ってきた。
型にはめるだけみたいだったから、簡単に作れたようで、そのまま食べても良かったのに、二人ともパパと一緒に分けて食べると、家まで持って帰ってくれた。
家族4人で分けて食べる、子どもたち手作りのピカチュウケーキは、どんな高級で美味しい食べ物より美味しい!・・・・とは言わないまでも、疲れて帰ってきた身には、何よりも励みになることは間違いないな。
一昨日は、リムジンバスで、ディズニーランドホテルまで戻ってきて、妻に車でそこまで迎えに来てもらった。車内でいつものように息子たちの話を聞くと、11月に予定していた家族でのヤップ旅行が、微妙になっていることに触れた。
今、中国資本が参入して、ヤップ人の大工さんたちと、自分たちで建てた小さなコテージのあるヤップのワチュラブ村に、巨大リゾートホテルを建設する話が進んでいて、僕らのコテージの真上にそのホテルが建つ予定になっているらしい。4000室の大ホテル。僕らの1階と2階に一部屋ずつの山小屋のようなコテージとは到底比べ物にならない。
今現在、推進派と反対派に別れて、色々な衝突が続いているらしく、反対派から、推進派の議員や中国関係者が襲われたりしているのだそうだ。
当初の予定では、僕らが家族で1年前から11月に行く予定を建てて飛行機のチケットも購入していたんだけど、その頃には、僕らのコテージは取り壊されて、工事が始まっている予定だったらしい。しかし、そうした両派の小競り合いから、着工が先送りになったりもしているとか。
このコテージは、子どもたちと壁のペンキを塗ったり、僕がベッドやテーブルを作ったり、妻と玄関の敷石を作ったり、皆で木を植えたり、そして村の人たちが作るの手伝ってくれた思い出のコテージだから、自分としては、残っていて欲しいと思うのだけど。
それに、巨大リゾートホテルが建てば、子どもたちの楽園だった、楽しくて、小さくて、手つかずの自然が沢山残っていた村は無くなってしまって、すごく快適ではあるのだろうけど、僕個人的には、何の魅力も感じないどこにでもある、高級リゾートに変わってしまう。
直接的では無いにしろ、まさか自分たちが、そういう問題に関わる事になるとは思いもしなかった。でも、日本にいて、いや、ましてやほとんどロケでどこにいるか分からない自分にとっては、現地にいるライズダイビングセンターのオーナーガイド、大ちゃんに任せるしか方法が無い。傍観するしかない。
妻が子どもたちに、11月はヤップ旅行を見合わせることになったと告げると、ずっと楽しみにしていた、大好きな「ヤップ」への旅行だっただけに、二人の失望は大きかったようだ。海友は、小学校の夏休みの自由仮題のテーマを「ヤップ島」にして、色々調べて、提出していたくらいだ。
颯友などは、その理由が、中国が大きなリゾートホテルを建てるからだと聞かされると、「あんなに自然が豊かなのにね〜!」と憤慨していたそうだ。たった5歳なのに。
ヤップのワチュラブ村は、僕だけで無く、僕ら家族にとっても、どんな高級で美味しい食べ物よりも、疲れを癒してくれる、子どもたちが手作りで作ってくれたピカチュウのケーキみたいなものだと思った。
そこに関わった人にしかわからない、大切な物。せめて、ピカチュウのケーキを家族で分けて食べたみたいに、一度くらい、家族で一緒にそのコテージで寝泊まりしたかったな。
ヤップ人の伝統的文化を尊重し、守って行く風習も、失われていくのかな。いずれにせよ、選択するのは、彼ら自身だ。
2010年7月には完成の予定だった、ヤップの家(秘密基地)、諸々の事情で、遅れに遅れて、未だに未完成。さすがヤップ。ほんと〜にのんびりしています。大工さんも全員ヤップ人で彼らへの収入になればと思い作り始めたのだけど、すでに1年近く完成が遅れている。
当初は、こんなジャングルの一角を切り開いて、スタートした建設。
去年12月に家族で訪れたときには、結構進んだと思ったのだけど。
http://takaji-ochi.com/kids_diary/2010/12/post-287.html
http://takaji-ochi.com/kids_diary/2010/12/2-6.html
http://takaji-ochi.com/kids_diary/2010/12/3-3.html
http://takaji-ochi.com/kids_diary/2010/12/post-288.html
で、今はこんな感じという写真画像がやっと大ちゃんから送られてきた。
すでに、あれから6ヶ月たったけど、あんまり進んでいないような。
大ちゃんが、そのときに、3月に借りたい人いるから、貸していい?」って言っていたから、「うん、いいよ!」ってっ答えておいたんだけど、無理だったし。
その後メールで「GWに、東京から避難するために、借りたいっていう人がいるんだけど、貸していい?」って言っていたので、「別にいいけど」って言ってたんだけど、無理だったし。
この写真と一緒に「7月に借りたいって人いるんだけど、貸していい?」みたいに連絡がきたけど「別にいいけど」って返事しといたけど、多分無理だし。
ヤップで、「半年くらいで完成するよ」って言われても、2年くらいは考えておいた方が良いということを学びました。